桐山漣「探偵が早すぎる」で“濃厚な悪役” 名台詞「イエス、マァム」は台本になかった<第5話見どころ&本人コメント>


【桐山漣/モデルプレス=8月16日】俳優の滝藤賢一と女優の広瀬アリスがW主演を務める読売テレビ・日本テレビ系木曜ドラマF『探偵が早すぎる』(毎週木曜よる11時59分~)の第5話が16日、放送される。今回は、俳優の桐山漣演じる大陀羅一族の女帝・朱鳥の長男・大陀羅壬流古(だいだらみるこ)がメインで出演する。

桐山漣/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
桐山漣/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
◆滝藤賢一&広瀬アリスW主演「探偵が早すぎる」

今作は、第51回メフィスト賞を受賞した井上真偽氏の同名小説が原作。ほんの些細な違和感を察知し、事件を未然に解決するという全く新しいタイプの探偵の活躍を描く。

事件が起こる前に未然に防ぎ、犯人を返り討ちにする“トリック返し”をモットーとしている極めて稀な探偵・千曲川光役を滝藤、他界した父親・瑛の遺産5兆円を突如相続することになり、その莫大な遺産を奪おうとする一族から命を狙われることになった女子大生の十川一華役を広瀬が演じる。

◆第5話あらすじ

桐山漣/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
桐山漣/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
大陀羅朱鳥(片平なぎさ)の息子・壬流古(桐山)がトンネルで出会ったのは、養護施設を抜け出してきた兄弟・透と乃亜だった。不敵に微笑み、「ゲームやらない?」と子どもたちに声をかける壬流古。

一方、未夏(南乃彩希)と律音(水島麻理奈)から、夏祭りに一緒に行けなくなったと言われる一華(広瀬)。「城之内くん(佐藤寛太)と2人きりなんてムリ!何話せばいいのよ!?」と、動揺が隠せない。そんな一華に対し、千曲川(滝藤)は「そんなに2人きりが嫌なら、私が……」としゃしゃり出てくる。「お断り!絶対にお断り!付いて来ないでよ!」「なんだ、やっぱり2人きりで嬉しいんだな」「違います!あなたが嫌なの」と、一華は千曲川を突き放す。が、千曲川から、夏祭りは命を狙うには絶好の機会だと聞かされ、5メートル以内には近寄らないという約束で手を打つことに。

夏祭り当日。一華は、初めは緊張していたものの、城之内と2人で楽しく出店を見て回る。千曲川も一華と一定の距離を保ちながら、ヨーヨー釣りに射的に、イカ焼きに、夏祭りを満喫していた。一方、出店には橋田(水野美紀)の姿もあり、完璧なまでのたこ焼きを作り上げていた。橋田は、一華と一緒にいる城之内に声を掛け、「ご出身は?お父様は何のお仕事を?お母様は?ご兄弟は?」などと質問攻めにする。そんな橋田に一華は「ちょっと!止めてよ!」と、困惑で……。

その頃、壬流古は子どもたちにゲームの説明をしていた。「この玩具のナイフでお姉ちゃんの胸を突き刺して、びっくりさせてくれたらクリアだ」と言って、透にナイフを手渡す壬流古。

一華と城之内が歩いていると、足を痛めた幼い乃亜の姿を見つける。駆け寄り、手当てをしてあげる一華。城之内は、乃亜に綿菓子を買ってあげた。少女と別れると、ベンチに座って、綿菓子を食べることにした一華と城之内。「ついてるよ……鼻の頭に」と、城之内は一華の鼻についた綿菓子を当然のように取って食べた。「どどど、ど、どうも……」このとき一華のドキドキは最高潮!が、2人の背後からヌッと現れる千曲川。「さっきのあれは、どうかと思うね。子供に施しを与えるのはよくない。まぁ、女性の前でかっこつけたい男心は分からないでもないが……」と小言を言ってくる。「ちょっと、いい加減にしてよ!なんなのよ一体!近い!離れて!」と一華は憤り、千曲川を追い払った。

結城モエ、桐山漣/「探偵が早すぎる」(提供写真)
結城モエ、桐山漣/「探偵が早すぎる」(提供写真)
一方、壬流古と麻百合(結城モエ)は、一華と刺客である子どもたちを監視していた。その頃、バイト先からの電話で、急遽呼び出されてしまった城之内。「ごめん、1人になっちゃうけど……」「ううん、十分楽しかったし。私もそろそろ帰ろうかな」と、一華。「そっか……俺も楽しかったよ……またね」「うん、またね!」一華は、少し寂しげに城之内を見送った。1人きりになった一華。壬流古は、子どもたちに指示を出す。子どもたちは、一華が一人になったこの瞬間を狙って、心臓を一刺し……!!

そんな様子を見ていた壬流古のもとへやってきたのは…またしても探偵の千曲川だった。だが、壬流古は第2ステージも用意周到に準備していた。それは、子どもたちも犠牲にした恐ろしい計画だった――。はたして、千曲川は一華と子どもたちの命を救うことができるのか――!?

◆桐山漣「イエス、マァム」の経緯明かす

桐山漣、片平なぎさ/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
桐山漣、片平なぎさ/「探偵が早すぎる」第5話より(提供写真)
桐山は今回の役どころに対し「かなりの濃厚な悪役と出会えたことをとてもありがたく思ってます」と喜びを語り、「この作品は滝藤さんはじめアドリブが多いと現場で聞くので、自分もよく案を出せていただいてます。コメディなので台本から飛び越えさせて演らせてもらえる現場のアットホームさにとても感謝してます」と現場の良い雰囲気に感謝。

大陀羅一族は“ラスボス”であるが「ただの悪役にならないよう悪役でありながらもまじめにアホをすることを根っこに現場に入っていて、、壬流古が朱鳥との会話でよく使う『イエス、マァム』は台本になかったので原作からいただきました」とユニークさも自ら原作より取り入れたといい、「これは視聴者のご家族内で真似してもらえたらと思ってますので、是非使ってみてくださいね」と呼びかけた。

桐山漣/「探偵が早すぎる」(提供写真)
桐山漣/「探偵が早すぎる」(提供写真)
そして今回、第5話で壬流古が動くことについて「今回の手段は壬流古が子供を刺客にし、一華の命を狙わせます。ニヒルな壬流古ではありますが、マザコンだったり憎めない変人感を大切に演じさせてもらってます。ありとあらゆる手をどうトリックで返されていくか、今回のお話も馬鹿やってるなと笑って楽しんでもらえたら幸いです」と視聴者へメッセージを送った。(modelpress編集部)

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