和田アキ子、西城秀樹さん死去にコメント 5年前最後の共演<全文>


【和田アキ子・西城秀樹/モデルプレス=5月17日】16日に急性心不全のため亡くなった歌手の西城秀樹さんの訃報を受け、歌手の和田アキ子(68)が17日、所属事務所を通して追悼コメントを発表した。

和田アキ子(C)モデルプレス
和田アキ子(C)モデルプレス
和田は西城さんと5年前に放送されたテレビ東京「芸能特ダネゲッター!ワダマヨ社」(2013年1月OA)で共演したのが最後だったそうで「その日は季節外れの大雪で都内は大混乱。高速道路は大渋滞で全く動かない状況でした。収録を中止しようかという話も出ましたが、秀樹がスタジオに向かっていると聞いたのでずっと待っていました」と振り返り、辛い思いをして来てくれた西城さんを見て「懸命にリハビリに励む様子や必死にステージに向かう姿、そして昔と変わらずに歌う秀樹を見て、とても感動し、私も勇気をもらいました」とコメント。

「秀樹の訃報は今日コンサートのリハーサル中に聞きました。リハーサルをしながら、ずっと秀樹の顔が思い浮かんでいました。心よりご冥福をお祈りいたします」と西城さんを追悼した。(modelpress編集部)

■和田アキ子コメント全文

秀樹とは昔、歌番組や色々な番組で一緒でした。

秀樹と最後に会ったのは、5年前、私が司会をした特番にゲストに来てくれた時です。その日は季節外れの大雪で都内は大混乱。高速道路は大渋滞で全く動かない状況でした。収録を中止しようかという話も出ましたが、秀樹がスタジオに向かっていると聞いたのでずっと待っていました。

4時間後、ちょっと疲れた感じでスタジオに到着した秀樹は、「アコさんの番組だから、絶対行かなきゃいけないと思って来たよ」と言ってくれました。寒い中、狭い車に4時間以上。とても辛かったのに無理して来てくれたのだと思います。「体調大丈夫?」って聞いたら「ちょっと足が痺れちゃった」と笑っていました。その番組で、懸命にリハビリに励む様子や必死にステージに向かう姿、そして昔と変わらずに歌う秀樹を見て、とても感動し、私も勇気をもらいました。

秀樹の訃報は今日コンサートのリハーサル中に聞きました。リハーサルをしながら、ずっと秀樹の顔が思い浮かんでいました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

和田アキ子


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