<大原櫻子・新曲インタビュー>日本大学卒業で得たもの、「可愛すぎる」と話題のMV、今の悩み、ハマっている食べ物…【泣きたいくらい】


【大原櫻子/モデルプレス=5月1日】歌手で女優の大原櫻子(おおはらさくらこ・22)が9thシングル『泣きたいくらい』を4月25日にリリースした。今年3月に日本大学藝術学部を卒業。学業との両立が一区切りつき、仕事一本になった環境で、大原が今後、どのような形でひと回り大きくなった姿を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。モデルプレスはこの新たなステージに行くタイミングで、大学を卒業した今の心境や、ニューシングル、今後の活動、そして最近のプライベートについて本人に聞いた。

モデルプレスのインタビューに応じた大原櫻子(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた大原櫻子(C)モデルプレス
◆大学で大原櫻子が得た“宝物”

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 卒業おめでとうございます。

大原:ありがとうございます。大学の4年間って講義数もそこまで多くなくて、そんなに忙しくないのかなと思っていたんですけど、『地球ゴージャス』の舞台のときに行けないことが増えて、そのあたりでかなり単位を落としてしまったので4年生も大変でした(苦笑い)。

― ではなおさら感慨深かったんじゃないですか?

大原:そうですね、この4年間は知識もそうですけど、やっぱり友だちに出会えたことが1番の宝だったなって。卒業してから連絡を取ったり、会ったりをもうすでにしていて、本当に良い仲間に出会えた4年間でした。

それにいろんな作品で日芸の先生だった方や現役の先生、あと卒業生の方がいることが多い。そうなると打ち解けるのも早いんですよね。話し合いもしやすくて、より良いものが作れそうだなっていう期待感がどんどん高まっていって、今のところ良いことばかりです。

◆大原櫻子が日本大学藝術学部を選んだ理由

大原櫻子(C)モデルプレス
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― そもそも日大藝術学部を選んだ理由はなんでしたか?

大原:私が芸術が好きだったということもあって、高校2年生のときに担任の先生が勧めてくれたんです。それがきっかけで興味を持ちました。

― 大学で学んだことはお仕事に活かせそうですか?

大原:自分はカメラの前に立つことが主な仕事なんですけど、編集だったり照明だったり、その裏側のいろんなことを知ることができました。わかりやすく言うと、見せ方ですね。それはとても勉強になったと思います。

― 大学を卒業して、お仕事一本になったわけですが、なにか心境の変化はありましたか?

大原:まだ実感ないです。実は卒業と同時に、今、免許を取るために教習に通っているんです。それが学校みたいな感じになっていて。

◆広瀬すず、大原櫻子の新曲「泣きたいくらい」を聞いて…

大原櫻子(C)モデルプレス
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― 大学卒業後、初めてのシングルが『泣きたいくらい』になりました。どのような曲になっていますか?

大原:コンセプトは中高生のラブストーリーではなくて、大学生になってちょっと大人に近づいたような恋愛。とはいえ、初々しさも感じられるようにしたいなと思いました。あとは自分自身、『さよなら』や『マイ フェイバリット ジュエル』とは違った明るい曲を求めていて。大人っぽさもあるけど、大人になっても離れない無邪気さみたいなものを歌詞に盛り込みました。イベントやライブでみんなが手拍子とかして一緒に歌える曲になったらいいなと思います。

― 歌詞で特に思い入れのあるフレーズはありますか?

大原:「見つめ合うたびに 指を伝う鼓動(リズム)早すぎてため息でちゃうの♪」と「消えてしまいそうなほどの幸せ ずっと大切にしたいから♪」が好きです。ニュアンスもかなり迷いました。あと「泣いた顔も 照れた顔も愛しくて♪」は恋人同士だから見られる顔だなと思って気に入っています。好きな人の前でも飾らないでずっと笑っているカップルってすごくいいなって思いますし、みんなにも共感してもらえるんじゃないかなって思います。

大原櫻子(C)モデルプレス
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― 『泣きたいくらい』は親友、広瀬すずさんのCMタイアップ曲になりました。楽曲についてなにか言っていましたか?

大原:会う機会が結構あるんですけど、そのときに聞いてもらって。いつもデータとかで送らずにイヤホンで聞いてもらうんです。今回は感動してくれたのか、すごい!って言ってくれました。一瞬、さくちゃんじゃない声が聞こえてきた、とも言っていて、新鮮に聞こえたのかなって受け止めました。こういうラブソングでアップテンポの曲は久しぶりだったので。(中川)大志にも聞いてもらえたんですけど「この曲好き、ありがとう」って喜んでくれました。

◆“彼女”大原櫻子が「可愛すぎる」と好評

― 大原さんと遊園地デートしている気分になれるミュージックビデオもファンから好評です。

大原:私、自分で言うのもあれですが、結構好きです。私がすごく好きな世界観で撮っていただきました。

― でも撮影は恥ずかしかったのでは?

大原:めちゃくちゃ恥ずかしかったですね(笑)。彼女感みたいな。でも私、女っぽさないから(笑)。

◆大原櫻子が今、悩んでいることは…

大原櫻子(C)モデルプレス
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― 映画『カノ嘘』から4年以上経って、当時は女優とアーティストで二刀流という言葉もよく使われていましたが、今は「女優」と「アーティスト」、2つのことにチャレンジし続けていることをどのように思っていますか?

大原:両方とも頑張りたいという気持ちは変わっていないです。むしろデビュー当時は女優もアーティストも同じ表現することに変わりはないので、同じもの、という価値観だったんですけど、最近は全然違うお仕事をしている気分になります。

― それはどういうことですか?ポジティブな意味ですか?

大原:ポジティブな意味です。歌は歌、芝居は芝居、その芝居の中でも映像と舞台と全然違います。だから自分はどっちもやりたいって思えるんだなって。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― では両方とも同じように極めていきたい?

大原:そうですね。

― あえて大変な道を選んでいる姿がカッコ良いです。そんな大原さんの今の悩みってなんですか?

大原:最近の悩みは、1ヶ月映画の撮影に行って帰ってきたらネイルが全部固くなっていて…全然遊べないっていう(笑)。ちゃんと蓋をしていたんですけど、なぜか固くなっていて。やっぱりものって使わないとダメなんだなって思いました(笑)。あと花粉症に悩んでいます。もう花粉症で顔が腫れちゃうレベルで本当にひどい(苦笑い)。

◆大原櫻子の美容マイブーム

大原櫻子(C)モデルプレス
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― 美容についてでもそれ以外でも、最近のマイブームがあれば教えてください。

大原:酵素ドリンクにハマっていることは言ったことがあると思うんですけど、やっぱり酵素がある食べ物は摂取しようと心がけています。食の大切さにも最近改めて気づいて、今よく食べているのはパイナップル。パイナップルってすごく酵素があるらしいです。以前、舞台をやっているときに、パイナップルの差し入れがあったんですけど、体のメンテナンスをしてくれているトレーナーさんから、パイナップルは1番喉に良いと教えてもらって。それからはパイナップルを結構食べています。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
あと最近ハマっているのは、食べている人の動画を見ること。私、咀嚼音が好きみたいで(笑)。食べている音が好き(笑)。韓国の方なんですけど、ナドさんという女性のユーチューバーの動画を見ることにハマっています。いろいろ紹介しながら食べるんです。なんか癒やされますし、ナドさんのファッションとかメイクも可愛くて好きです。

◆“大原櫻子とモデルプレスの約束”その後は…

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
※ここからはやり取りをできる限り詳細に再現。慌てふためくさくちゃん、おねだりするさくちゃん、周りの誘導にも折れずに嘘はつけないさくちゃん、いろんなさくちゃんをイメージしながら読んでみて♪

― さてと。真面目なお話がたくさん聞けましたので、そろそろ前回のインタビューで約束していただいた件について…(笑)。

大原:またですか?ダメー(笑)。私、約束また守ってない。

― でもプライベートでサンタ風の格好はしていましたよね?これでどうだ!って感じかと思っていました(笑)。

大原:うん、許して(笑)。

― (笑)。クリスマスケーキは作っていなかったようですが、インスタにはチキンが…!!作ったんですか?

大原:家で焼きました!……(スタッフの視線に耐えきれなくなり)母が…(笑)。

― (笑)。今なら間に合いますよ!誰が焼いたかインスタには書いてなかったので。大原さんが作ったことにしません?(笑)

大原:……ダメ、私は作ってないですね(笑)。

― (笑)。でも作ったっていうことにすれば…?(インタビュアーとスタッフがプレッシャーをかける)

大原:……作ったってことにしてもらっていいですか?(笑)

大原櫻子(C)モデルプレス
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― (笑)。

大原:いやいやいや、ダメ(笑)。母からクレームが来そう。絶対に来ると思う(笑)。私が焼いたって書いて、カッコで嘘だけど、にします(笑)。

(modelpress編集部)

大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)初回盤A(提供写真)
大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)初回盤A(提供写真)
大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)初回盤B(提供写真)
大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)初回盤B(提供写真)
◆大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
1996年、東京都生まれ。22歳。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションで抜てきされ、スクリーン&CD同時デビュー。2014年には、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」を、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」をダブル受賞。2015年1stアルバム『HAPPY』を発売。ウィークリーチャート初登場2位で10万枚を突破しゴールドディスクを獲得。その後、全12公演の2ndツアー(全公演即日完売)を行う。年末にはソロデビュー満1年でのNHK紅白歌合戦への出場を果たし、紅組トップバッターに抜てきされた。

2016年6月、5thシングル『大好き』がウィークリーチャート5位、さらには1年3ヶ月ぶりとなる2枚目のアルバム『V(ビバ)』がウィークリーチャート3位を獲得。7月クールのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』にも出演。8月から全18公演の全国ツアーを実施。ツアーファイナルでは10月4日、5日(追加公演)に自身初となる日本武道館公演を2DAYS行った。

その後12月より、楳図かずお原作のミュージカル『わたしは真悟』に出演。2017年3月に広瀬すず主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主題歌『ひらり』、挿入歌『青い季節』を収録した6thシングル『ひらり』を、8月には秦 基博プロデュースの7thシングル『マイ フェイバリット ジュエル』をリリース。5月には初の主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』を行い、またソフトバンクCM「2017年度学割キャンペーン『SUPER STUDENT』」にも出演した。

9月からNHKドラマ10『この声をきみに』へ出演し、10月には全国4都市(札幌、東京、名古屋、大阪)のZeppを巡るツアー「大原櫻子 4th TOUR 2017 AUTUMN ~ACCECHERRY BOX~」を開催。11月、水野良樹(いきものがかり)作詞・作曲のシングル『さよなら』をリリース。2018年2月、ミュージカル『FUN HOME』へ出演した。

大原櫻子(提供写真)
大原櫻子(提供写真)
大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)通常盤(提供写真)
大原櫻子「泣きたいくらい」(2018年4月25日発売)通常盤(提供写真)


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