松下奈緒「人生のパートナー」を語る<闇の伴走者~編集長の条件>


【松下奈緒/モデルプレス=3月27日】女優の松下奈緒が27日、都内にて行われた「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」(3月31日スタート、毎週土曜夜10時よりWOWOWプライムにて)の完成披露試写会&舞台挨拶に、俳優の古田新太、三木孝浩監督とともに出席した。

三木孝浩監督、松下奈緒、古田新太/「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」完成披露試写会&舞台挨拶より(提供写真)
三木孝浩監督、松下奈緒、古田新太/「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」完成披露試写会&舞台挨拶より(提供写真)
2015年に放送し、異色のクライムサスペンスと評判になった「連続ドラマW闇の伴走者」。そのシリーズ第2弾となる今作は、漫画家・長崎尚志による原作小説をベースに、前作に引き続き、松下、古田、三木監督のコンビが続投。伝説的編集長の不可解な死が、戦後最大の謎「下山事件」へと繋がっていく。

◆松下奈緒&古田新太、シリーズ第2弾

元警察官で出版関係専門の調査員・優希役の松下は3年ぶりの続編に喜色満面で「古田さんとは3年ぶりにお会いしたけれど、ファーストシーズンがあったので緊張感もなく、ようやくお会いできた感じ。ゼロからのスタートではないので、最初からトップギアでやりました。すぐに当時の気持ちになれた」と念願叶った様子。

一方、優希と共に伝説の編集長の死の真相に迫る漫画雑誌編集者・醍醐役の古田は、うんちくや長セリフが多いため「セカンドシーズンはやりたくなかった!僕自身漫画が好きだけれど、あまりにもくっちゃべるから…。それにスナック菓子が好きという設定だけれど、僕は嫌い!口が乾くお菓子を食べながら、長セリフを言うのも辛い」と不満爆発?

それでも「役者の条件は?」とのお題には「監督さんが注文したことに対してできないとは言わないこと」といい「できないと言った人は、俳優・女優ではない。テレポーテーションしろと監督から言われたら、頑張ってやってみる。最初に『できない』と言うのは俳優として恥ずかしいこと。気合です。最終的には根性」とプロ意識を覗かせ、三木監督からも「今回も長いセリフが完璧に入っていました」と賞嘆されていた。

同じお題に松下は「セリフを覚えることが俳優の条件」とし「覚えているつもりが現場の雰囲気に飲まれて抜け落ちてしまうことがある。なので、まずはセリフを覚えることから。それがあってから監督とのディスカッションが始まる」とセリフ覚えの重要性を熱弁した。

◆松下奈緒「人生のパートナーとして…」

またタイトルにかけて「自分にとってのパートナー」を聞かれると「音楽」を挙げて「聴くのも、弾くのも、作るのも好き。音楽に救われることも多い。人生のパートナーとして音楽はなくてはならないもの」としみじみした松下。

対して古田は「酒とタバコ」と見た目同様ワイルドさをかもし「常に一緒にいるのは酒。タバコもそう。しかし最近のランチ時間にタバコが吸えないのはどういうことなのか!?本当に辛い。どんどん喫煙者が隅に追いやられますね。禁煙という言葉もあるが、愛煙という言葉もあるのを理解してほしい。これからも愛煙家、愛酒家でいたい」と宣言した。

三木監督は、自身のパートナーをカメラマンと明かし「今回のカメラマンの山田康介さんとは初期から一緒にやっている。求めるイメージを映像で表現してくれるのは、積み重ねた時間からくる阿吽の呼吸があるから。作品ごとに様々な伴走者がいるけれど、その中で一番長くやっている方。心強いですね」と感謝を述べた。

最後に古田は「ファーストシーズンよりも、アクション的要素は少ないが、今回はミステリーの謎解き部分が深くなっている。また醍醐がフリー編集者ではなく、人の上に立つ立場になって苦悩するところや、優希に頼る弱い部分もあるので、そんなところも楽しんで」とアピール。松下も「謎解きミステリーの展開もあるけれど、そこに関わる人たちの気持ちが前作よりも細かく描かれているので、人間ドラマとしても楽しんでもらえるはず」と視聴者に呼びかけた。(modelpress編集部)

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