高杉真宙×加藤諒×渡辺大知がトリプル主演 裏社会で生き抜く窃盗団結成<ギャングース>


【高杉真宙、加藤諒、渡辺大知/モデルプレス=1月19日】週刊モーニングで連載されていた人気漫画「ギャングース」(漫画・肥谷圭介、ストーリー共同制作・鈴木大介)の実写映画化(2018年秋公開)が決定し、俳優の高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)がトリプル主演を務めることが発表された。

(左から)加藤諒、高杉真宙、渡辺大知(提供写真)
(左から)加藤諒、高杉真宙、渡辺大知(提供写真)

◆映画「ギャングース」とは

映画「ギャングース」は、少年院で共に過ごした3人が、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す"タタキ"稼業を開始し、裏社会で生き抜くことにひたすらにポジティブな3人の友情を描く、新時代のアウトローによる、青春エンターテインメント作品。

原作は、冒頭に毎回付されている<この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい>という注意書きが象徴的なように、ストーリー共同制作の気鋭のルポライターである鈴木氏による未成年の犯罪者への取材をもとに、裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている。

「ギャングース」(C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社
「ギャングース」(C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社
◆高杉真宙、加藤諒、渡辺大知の配役は?

それぞれの配役は、窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ役に高杉。

工具に関する秀でた見識を生かして“タタキ”をしながら生き別れた妹を追い求めるカズキ役に加藤。剃りこみ×モヒカン頭のキャラクターで新たな役柄に挑戦する。

窃盗団の車両担当タケオ役は、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルをつとめる渡辺。

監督は、「SR サイタマノラッパー」シリーズ、「日々ロック」(14)、「22年目の告白-私が殺人犯です-」(17)の入江悠氏が務める。

なお撮影は1月20日から千葉県木更津市にてクランクイン。関東近郊などでのロケーション撮影後、2月下旬にクランクアップを予定している。(modelpress編集部)

◆サイケ役:高杉真宙コメント

サイケ役としてに出演させて頂くことになりました。

原作を読ませて頂き、今の日本でこの世界が存在するということに驚きました。そして自分が今までそれを知らないでいた事にもショックを受けました。

家がなく保険証もない、頼れる人がいない中で生きていく事をどこか遠い世界のように思っていた自分に疑問を持ち、今はどんな風に演技をしようかと悩んでいる状態です。

ひたすら突き詰めてリアルに、とにかくリアルにしたいと思っています。

この世界の一員になり、リアルをたくさんの人に伝えたいと思います。よろしくお願いいたします。

◆カズキ役:加藤諒コメント

カズキ役を演じさせて頂きます加藤諒です。

原作者の鈴木大介さんにカズキ達のモデルになった方々のお話を伺った時に、全く違う世界の住人だと思ってた人達が、そうではなく、僕たちと同じ日常にいる方々なんだと強く感じました。

この映画を観た方にもそう感じて頂けるように、物作りが大好きな愛すべきカズキという男に血を通わせ、しっかりと演じられるように頑張ります。

◆タケオ役:渡辺大知コメント

原作・脚本を読んで、社会からはみ出した男たちのたくましく生きる姿に感動しました。

彼らの愛や優しさが伝わるように、自分なりに精一杯楽しくやってやろうと思います。

◆入江悠監督コメント

最初に企画のお話を頂いてから、取材をし、脚本を書き、また取材をし、と繰り返しているうちに、4年の時間が流れていました。

社会の底で必死に生きる彼らの姿は、一寸先は闇なのにどこかキラキラ輝いて眩しく、そういう意味でこれは私にとって至上のキラキラ映画です。

◆ストーリー共同制作:鈴木大介氏コメント

取材を通して出会った犯罪の加害者たち。

社会から白い目で見られている彼らの多くが、かつては陰惨な暴力被害やこどもの貧困の当事者だったこと。

彼らの背中に、泣いている子どもの影を見たこと。

けれども、ドロップアウトしなければ生きていけなかった彼らは、熱く輝く時間を過ごしていた。

文字で書いても書いても、なかなか理解をしてもらえなかった彼らのリアルな青春を、入江さんのカメラを通して、描いてもらおうと思っています。

◆漫画:肥谷圭介氏コメント

連載中も勝手に実写化の妄想ばかりしていたので、サイケ、カズキ、タケオちゃんの掛け合いや、安達サイドの怖さや、あれもこれも楽しみしかないです。

漫画にはない「音」がある緊張感や空気感を想像すると、ドキドキワクワク…、ドキワク止みません。

◆「ギャングース」物語

職ナシ。学ナシ。犯罪歴アリ。生まれたときから最底辺。親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。

社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、悪(犯罪者)だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。

3人は、裏稼業・悪徳業種の収益金(アガリ)を狙う窃盗団を結成する。暴力団排除の機運の中、日本の裏社会に存在するヒエラルキーにも転換期が訪れ、ヤクザ組織に属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“カンパニー”の支配権を侵す。

3人は後戻り不能なキケンな領域に立っていたがー。
(ギャングース=悪の毒だけを喰らう小動物)

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