【京都国際映画祭／モデルプレス＝10月12日】俳優の浅野忠信が12日、京都で開催中の映画祭「京都国際映画祭2017」で、国際的な影響力を持つ俳優に贈られる「三船敏郎賞」を受賞した。

◆阿部寛に続き浅野忠信が受賞

昨年は俳優の阿部寛が受賞した同賞。

選考にあたり、審査員は浅野について「日本を代表して胸を張って推薦できる（俳優）。今年は楽に決まった」と太鼓判。

これを受けて浅野は「本当にありがとうございます。とっても嬉しいです」と喜び、「ずっと撮影現場でがんばってきて、大先輩である三船敏郎さんの賞をいただけて俳優として嬉しい」と話した。また、「自信につながるし、これからも役を楽しんで三船さんのような俳優になれるように頑張ります。うれしいです！最高です！」と喜びを爆発させた。

浅野は昨年10月に主演映画「淵に立つ」が公開されたほか、今年1月には綾野剛主演映画「新宿スワン2」で際立った演技を見せた。最近は国外作品でもマーティン・スコセッシ監督作品の「沈黙 -サイレンス- 」をはじめ、「マイティ・ソー バトルロイヤル」 「アウトサイダー」に出演するなど、国際的にも活躍中。

また、12日からフジテレビ系の主演ドラマ「刑事ゆがみ」（毎週木曜よる10時～）がスタート。同日から放送ということもあり、弾みをつける受賞となった。

◆4回目の京都国際映画祭

京都国際映画祭は、2014年に創設された京都市で開催される映画祭。

「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに持つ。4回目を迎えた今回は、『京都三泊四日。』をキャッチコピーに京都市内の「よしもと祇園花月」「元・立誠小学校」「岡崎公園」など多数の会場で行われる。

映画上映やアート展示のほか、図書館を利用した芸人おすすめ本の展示、エンタメステージ、ブース出展なども行われる。

今年の同映画祭のオープニングセレモニーは世界遺産・西本願寺内の重要文化財である南能楽堂で開催中。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】