映画「君の名は。」実写化決定 プロデュース、脚本も明らかに<コメント到着>


【君の名は。/モデルプレス=9月28日】東宝は28日、新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』の実写映画化を発表。米パラマウント・ピクチャーズと映画『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けるJ・J・エイブラムスの制作会社バッド・ロボットが、実写化に向けて開発を進めていることを明かした。

「君の名は。」実写化映画化決定(C)2016「君の名は。」製作委員会
「君の名は。」実写化映画化決定(C)2016「君の名は。」製作委員会
ハリウッド版実写映画は、J・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。

◆新海誠監督「新しい可能性」

「君の名は。」より(C)2016「君の名は。」製作委員会
「君の名は。」より(C)2016「君の名は。」製作委員会
ハリウッドでの実写化について、新海監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない。そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」とコメント。

また、アニメ版映画のプロデューサーで、今作でもプロデューサーとして開発に参加する川村元気氏は、「これ以上ない、夢のようなチーム」だといい、「JJさん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います」と心境を吐露した。

◆「君の名は。」とは

「君の名は。」より(C)2016「君の名は。」製作委員会
「君の名は。」より(C)2016「君の名は。」製作委員会
『君の名は。』は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海監督によるアニメーション映画。俳優の神木隆之介が声を担当した東京の男子高生・瀧と、上白石萌音が声を担当した田舎の女子高生・三葉が“入れ替わり”を経験し、互いの姿を探すことになる奇跡との物語。

2016年8月26日に公開され、興行収入250億円を突破。邦画興行収入歴代2位(興行通信社調べ)と邦画史に残る金字塔を打ち立てた。(modelpress編集部)

■原作・脚本・監督・新海誠コメント

『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています。

■プロデューサー・川村元気コメント

これ以上ない、夢のようなチームになりました。JJエイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで「これは夢だ、きっと夢に違いない」そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです。数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJJエイブラムスさん。『君の名は。』をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています。JJさん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います。

■東宝社長・島谷能成コメント

日本が誇る『君の名は。』をハリウッド最高のクリエーターの方々と一緒に実写化する機会を楽しみにしています。 

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