【ディズニー／モデルプレス＝3月4日】東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドでは、2017年東京ディズニーシーに「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー」をテーマにした新アトラクションがオープン。それに伴い、2016年5月16日に「ストームライダー」が終了。そこで今回は、新アトラクションの誕生で新しいテーマポートに生まれ変わる「ポートディスカバリー」の魅力を紹介する。◆架空の未来「ポートディスカバリー」

ポートディスカバリーは20世紀初頭の人々が描いた「架空の未来」を設定にした世界。エリア内には、潜水艇などが停泊しており時折、水面からは水泡が。潜水艇が海底を航行している様子を演出している。

マリーナには、ストームの謎を解明するための気象コントロールセンターがあり、「ストームライダー計画の研究成果を発表するために、ポートディスカバリー全体でお祭りを開催している」というバックグラウンドストーリーがある。

◆「アクアトピア」で冒険に

ポートディスカバリーで人気の「アクアトピア」は水上を滑るように進むアトラクション。ウォーターヴィークルに乗り込み、渦巻きや間欠泉、滝などが点在する迷路のようなコースを進んでいく。

いきなり止まったり回ったりと縦横無尽に動くため大人でも子どもでも楽しめるアトラクションだ。

さらに、夏になると、滝から水が噴き出す演出がある“びしょ濡れバージョン”が登場。スリル満点に楽しめることからさらに長蛇の列を連ねる。

◆ポートディスカバリーの象徴「ストームライダー」が今年終了

「ストームライダー」はポートディスカバリーを象徴するもので2001年9月4日、ディズニーシーのオープン当時からゲストに人気があるアトラクションだ。しかし2016年5月16日をもってクローズすることが決定した。

同アトラクションは激しい揺れをともなうシミュレータータイプの乗り物で、ストーム（嵐）を消し去るため、気象コントロールセンターが開発した“ストームディフューザー”を搭載し、ストームを消滅させるミッションへ出発する。

◆新しいテーマポートへ

2017年春、ディズニー／ピクサー映画「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー」の世界観を舞台とした新規の屋内型アトラクションを導入。人気のある「ファインディング・ニモ」シリーズの映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験できるようになる。

ゲストは魚サイズに縮むことができる潜水艦に乗り込み、ニモやドリーたちと同じ目線で、広い海の世界を冒険することが可能に。途中で出会う海の仲間たちは体験のたびに異なり、ゲストは毎回新しい発見ができる。

開演当時から愛されているアトラクションの終了を惜しむ声がたくさん挙がっているが、新アトラクションにはまた違った魅力が詰まっているようだ。新しいポートディスカバリーの誕生に期待が高まる。（modelpress編集部）

■アトラクション「アクアトピア」概要

所要時間：約2分30秒
定員：3名
利用制限：補助なしで座れること

■アトラクション「ストームライダー」概要

所要時間：約14分
乗車定員：1キャビンあたり122名
キャビン数：2台
利用制限：身長90cm以上、3歳以上
ディズニー・ファストパス実施

■新アトラクション概要

開業時期：2017年春（予定）
体験時間：約5分（メインショー）
乗車定員：1キャビンあたり122名
キャビン数：2台
利用制限：身長90cm以上、3歳以上
総投資額：約50億円（予定）
その他：ディズニー・ファストパス実施