夏帆×園子温監督「誰もみたことのない衝撃的な作品」壮大スケールドラマ発表


【夏帆・満島真之介/モデルプレス=4月23日】Amazonは、日本オリジナル番組『東京ヴァンパイアホテル』を6月16日より配信することがわかった。夏帆、満島真之介らキャストも発表された。

「東京ヴァンパイアホテル」(C)2017NIKKATSU
「東京ヴァンパイアホテル」(C)2017NIKKATSU
◆園子温の全てを凝縮

同作は、地球と人類の滅亡を図る吸血族と、人類の戦いが描かれ、園子温監督にとって初のオリジナル脚本となるドラマシリーズ。激しいアクションパートのほか、シリアスから洒脱な演出まで園子温監督の全てが込められています。

主演は初の本格アクションとなる夏帆。ほか満島をはじめ、冨手麻妙、安達祐実、神楽坂恵ら実力派キャスト陣が脇を固める。

さらに、撮影は日活撮影所にて3ステージをベースとして行ったほか、ヴァンパイアの故郷ルーマニア・トランシルヴァニア地方の、古代の地下道や、ドラキュラ伝説にまつわる城、地下の広大な空間サリーナ・トゥルダなどでも敢行。壮大なスケール感も見どころである。

◆夏帆「驚きの連続」

主演の夏帆は、撮影を振り返り「園さんのアイディアで変わっていく現場に、食らいついていくのに必死で、毎日、混乱状態。驚きの連続でした。こんな現場は今まで経験したことがありません」とコメント。「ドラマ、映画の枠を超え、いまだかつて誰もみたことのない、衝撃的な作品が出来上がったと思います」と手応えを明かした。

また、満島は「園子温×ヴァンパイアこのワードで興奮しないわけがありませんでした」と同作への思いを吐露。夏帆と同じく作品に自信をみなぎらせ「今までのヴァンパイア作品からは想像がつかないような園ワールドを、思う存分感じてほしいです」とアピールした。

◆園子温監督も手応え

一方、園子監督は、以前からヴァンパイア映画と作りたかったことを告白。「今ままでのどんな長編映画にもテレビドラマにもなかったものが出来上がったと自負しています」とコメントした。(modelpress編集部)

■『東京ヴァンパイアホテル』ストーリー
22歳の誕生日を迎えるマナミ(冨手麻妙)。彼女を付けねらう謎の吸血鬼たちから、強大な力を持つK(夏帆)は彼女を怒涛の戦いの中で救おうとする。吸血族から狙われるマナミ、そして不思議な力を持つKはいったい何者なのか。物語が怒涛のアクションと銃撃戦で幕を開ける。

その日、若い男女ばかりがホテル・レクイエムに招待される。山田(満島真之介)という謎の男と、奇怪な女帝(安達祐実)とエリザベス・バートリ(神楽坂恵)がこのどぎつく美しい宮殿のようなホテルに住み、ホテルを取り仕切っている。招待された人々はホテル内で山田が主催する全国合コン大会に参加する若い男女たちだ。突如、山田が明日世界は滅び、このホテル内にいる人間だけが助かる道が残されていると宣言をする。どよめく人々。信じられない人々。

「ここにいる者たちが生き残る!我々の餌となって!」ホテルの下には広大な地下空間が広がり、人間はそこで愛を営み、人類を繁栄させ、女帝と山田ら吸血鬼コルビン族から永遠に食らわれ続けるしか存続の道がないのだという。集められた若者一同は、完璧なシェルターであるホテルで地球と人類が滅亡するのを目の当たりにする。ホテルの外は死の灰で覆われた。絶望する者、ホテルの外へ出ようとする者、コルビン族の支配を覆そうとする者。そしてその支配に甘んじる者。そこへ、マナミを奪取しようとするKがコルビン族を滅亡させるべく乗り込んでくる。

かくして、人類そして吸血鬼たちの存亡をかけた戦いが始まる。人類は生き残り続けることができるのか。マナミは何故コルビン族とドラキュラ族から狙われるのか?そしてKの運命は―。

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