アニメ界の“アカデミー賞”を発表 ジブリや「君の名は。」は…<米・アニー賞>


【アニー賞/モデルプレス=2月5日】アニメ界の“アカデミー賞”とされる「第44回アニー賞」の発表が米・ロサンゼルスで4日(現地時間)に行われ、受賞作が発表された。

「ズートピア」ジャパン・プレミアに出席した(左から)Ami、上戸彩(C)モデルプレス
「ズートピア」ジャパン・プレミアに出席した(左から)Ami、上戸彩(C)モデルプレス
同賞は米の1000館未満の映画館で公開された作品を対象に、国際アニメーション協会が主催する1972年から始まったアニメのアカデミー賞と呼ばれるアワード。

日本の作品では、2003年にスタジオジブリ作品のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が長編アニメーション部門などを受賞している。

◆受賞作は…

女優の上戸彩がヒロイン役で日本語版声優を務めたディズニーアニメ映画「ズートピア」(2016年4月、以下全て日本の公開日)が、「長編アニメーション作品賞」「監督賞」「脚本賞」などで6冠を達成。日本からは、スタジオジブリの作品で仏と合作したアニメ映画「レッドタートル ある島の物語」(2016年9月)が長編インディペンデント作品賞を受賞した。

「君の名は。」舞台挨拶の様子 (C)モデルプレス
「君の名は。」舞台挨拶の様子 (C)モデルプレス
「百日紅 Miss HOKUSAI」(左から)原恵一監督、清水詩音、杏、松重豊、濱田岳(C)モデルプレス
「百日紅 Miss HOKUSAI」(左から)原恵一監督、清水詩音、杏、松重豊、濱田岳(C)モデルプレス
また、レッドタートルと共に長編インディペンデント作品賞にノミネートされていた新海誠監督の「君の名は。」(2016年8月)と、女優の杏らが声優を務めた原恵一監督の「百日紅 Miss HOKUSAI(さるすべり)」(2015年5月)は受賞を逃した。(modelpress編集部)

■「第44回アニー賞」主な受賞結果

長編アニメーション作品賞
「ズートピア」

長編インディペンデント作品賞
「レッドタートル ある島の物語」

短編アニメーション作品賞
「ひな鳥の冒険」

キャラクターアニメーション賞/実写作品
「ジャングル・ブック」

※以下全て長編アニメーション部門

キャラクターデザイン賞
「ズートピア」

監督賞
バイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督「ズートピア」

絵コンテ賞
「ズートピア」

声優賞
アウリィ・カラバーリョ「モアナと伝説の海」
ジェイソン・ベイトマン「ズートピア」

脚本賞
「ズートピア」

編集賞
「Kubo and the Two Strings」

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