【西野カナ／モデルプレス＝11月28日】アーティストの西野カナが、今年の8月から11月の4ヶ月間、全国12都市23公演、20万人を動員したアリーナツアー「Just LOVE Tour」のファイナルを迎えた。

同ツアーはアルバム「Just LOVE」をひっさげて行われたアリーナツアーでテーマは夏とバカンス。「めざましテレビ」のテーマソングとなっていた「Have a nice day」から元気に始まり、「もしも運命の人がいるのなら」などポップでキュートな一面をしっかりと見せたかと思えば、自身初となるムービングステージで後方の客席までしっかりとステージを届ける仕掛けを展開した。

さらに無線制御で100万色に変化するペンライト“フリフラ”を持つ観客の手元から客席の色が変化。まるで客席に星や夜空、花が散らばっているように見える演出は、美しくステージを盛り上げた。

◆ブログにコメントを残してくれたファンを探し出す！

MCでは、彼女のブログに書き残してくれたコメントを抜粋し、来場者約18,000人の中からその人をみつけ、話しかけるという無謀にも思えるコミュニケーションも。西野の「聴いてくれる人たちの傍にいる存在でありたい」という意志を感じられる試みとなった。

◆ウクレレからクリスマスソング、人気ナンバーも

さらに、このツアーでは、彼女が春から始めたというウクレレを生披露。初心者とは思えない弾き語りで「Darling’」「Thank you very much」の2曲を披露した。一転、大きな三日月のセットに白レースのロングドレスをまとい、CMソングとしても話題の「君が好き」などのドラマティックなバラードで空気をガラリと変え、涙を誘う。

また、ファイナルが11月ということで、シーズンに合わせたクリスマスソング「Santa Claus Is Coming to Town」のカバーを熱唱。鳥肌が立つほどの圧巻な歌声でアリーナを興奮させた。そして最新シングル「Dear Bride」やヒット曲「トリセツ」「あなたの好きなところ」も惜しみなく披露し、熱狂のまま幕を閉じた。（modelpress編集部）