関ジャニ∞大倉忠義「悔しくて誰にも相談できなかった」ドン底から救ってくれた恩人との秘話が明らかに


【大倉忠義/モデルプレス=11月20日】関ジャニ∞の大倉忠義が、20日放送の日本テレビ系バラエティ番組「行列のできる法律相談所」(毎週日曜よる9時)にゲスト出演。ドン底から救ってくれたという亡き名俳優・藤田まことさんとの秘話が明らかとなった。

◆「もっと努力しなきゃいけない」…大倉忠義が奮起

今ではグループの中でもドラマや映画に多く出演している大倉だが、2007年に初出演した連続ドラマ「必殺仕事人2007」(朝日放送・テレビ朝日)では、監督やスタッフからダメ出し続きで、次第に自信を失くしていったという。そんな大倉に、藤田さんは「大倉くん、いいよ。君はカメラの向こうのお客さんの顔が見えてる」と演技力を称賛。大倉はそれ以降、自分の出番がないシーンでも藤田さんの姿を見て勉強をしていた。

しかし、それから2年後の「必殺仕事人2009」では、大倉の演じる役だけが途中で殉職する展開に。「きっと僕の演技がいたらないからだ」と自身を責め、「悔しくて誰にも相談できなかった」という大倉だったが、影で藤田さんが「大倉くんを殺すなら俺を降ろせ。これじゃ育つものも育たないだろ」と自らプロデューサーに直談判していたことを知り、「もっと努力しなきゃいけない」と決意。殉職シーンの撮影は17時間にも及び、大倉は壮絶なラストを演じきった。

◆大倉忠義に遺した言葉「芝居を続けてくれ」

大倉に「これからも縁を作って、芝居を続けてくれよ」という言葉を遺し、藤田さんは翌年の2010年2月、大動脈破裂のため死去。

亡くなった直後、大倉は監督に「藤田さんが亡くなって僕はどうしたらいいんだろう」と電話。今後の俳優人生に不安を抱いていたようだが、その言葉は今もなお大倉の胸に刻まれ「嬉しかったですね。(藤田さんが)すごすぎてどう勉強していいのかわからなかったんですけど、この姿を目に焼き付けようという思いがありました」と涙目で当時を振り返っていた。(modelpress編集部)

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