TEMPESTリーダーLEW、単独ツアー経て気持ちに変化 日本語ラップの苦労も克服【日本デビュー記念インタビューVol.1】


【モデルプレス=2024/05/17】韓国発グローバルグループTEMPEST(テンペスト)の日本デビューを記念したソロインタビュー連載。Vol.1にはLEW(ルー)が登場。

モデルプレスのインタビューに応じたLEW(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたLEW(C)モデルプレス
◆TEMPESTが日本デビュー

YUE HUA EntertainmentからデビューしたボーイズグループTEMPEST。2022年のデビュー後に数々の新人賞を受賞し、2023年9月に韓国でリリースした「Vroom Vroom」では音楽番組で2冠を獲得した。

そして2024年4月10日、JAPAN Debut Mini Album「BANG!」で日本デビュー。同月には東京&大阪でショーケースも開催した。

◆「BANG!」のメッセージが込められたMV演出

TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
― 改めて日本デビューおめでとうございます!

LEW:(日本語で)ありがとうございます!

― 東京・大阪でデビューショーケースも行われましたが、ファンの皆さんの反応を直接感じていかがでしたか?

LEW:日本にいらっしゃるiE(アイ/ファンの愛称)の皆さんに直接会えて祝っていただいて、ステージを楽しんで喜んでくださったことがとても嬉しかったです。これからの日本活動でももっと努力しようと思いました。

― 「Baddest Behavior」「BANG!」のMVもワイルドな雰囲気が出ていて素敵でした。撮影時に印象的だったエピソードをお聞かせください。

LEW:「BANG!」のセットが本当にかっこよかったんですが、そこにある白い壁が時間が経つにつれて一つ二つと崩れていくんですよ。それ自体が「BANG!」のメッセージを込めた演出だったので、その部分がすごく面白かったです。

◆LEW、レコーディングを経て日本語勉強に意欲

LEW(C)モデルプレス
LEW(C)モデルプレス
― レコーディングで苦労したポイントや日本語ならではの魅力を感じた部分はありますか?

LEW:まずは日本語で歌うことで「TEMPESTの曲が本当に日本のアニメの主題歌になったんだな」と思いました(※「Baddest Behavior」はフジテレビ系アニメ「逃走中 グレートミッション」のエンディングテーマ)。発音は難しかったですが、日本語の発音だからこそ魅力的に感じる部分もあって、練習すればするほど「もっと日本語が上手になりたい」という欲が生まれた気がします。

― 「Dangerous」などもともと韓国語で歌っていた楽曲は、今回日本語で歌ってみていかがでしたか?

LEW:やっぱり発音はかなり難しかったんですが、(日本語が得意な)ヒョンソプさんからたくさん学んで、僕も自らたくさん勉強しながら克服していきました。

― LEWさんはラップを担当しているので、特に速いパートが多いですよね。

LEW:はい(笑)。すごく速くて単語も多くて難しかったですが、全部克服しました!

― 今回の日本デビューアルバムに収録されている曲以外で、最近新たにTEMPESTさんを知った方にオススメしたい1曲を教えてください。

LEW:「Young & Wild」です。TEMPESTのアイデンティティをたくさん盛り込んでいて、一生懸命戦っていくTEMPESTだけの闘志や覇気を込めた曲になっています。

◆LEW、嵐カバーの経緯明かす

TEMPEST(左上から時計回りに)テレ、ヒョク、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW、ハンビン(C)モデルプレス
TEMPEST(左上から時計回りに)テレ、ヒョク、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW、ハンビン(C)モデルプレス
― ショーケースに加え、去年の夏には日本でも単独ライブを実施されていましたが、どうでしたか?

LEW:昨年のライブでは僕たちももちろんすごく楽しく公演をしたんですが、それよりもiEの方々が熱く楽しく反応してくださってとてもありがたかったです。それもあったので今回のショーケースもより楽しむことができたかなと思います。

― 昨年のライブでは日本アーティストのカバーも大きな歓声が上がっていました。特にダンスまで披露された嵐さんの「Love so sweet」「Happiness」がすごく印象的でしたが、どのような流れで披露することになったのでしょうか?

LEW:日本での単独コンサートなので、日本の方々に愛されている曲をお見せしたいという話になりました。嵐先輩は本当に有名なアーティストですし、TEMPESTにも嵐という意味があるのでこれはピッタリだなと。その中でも皆さんと一緒に楽しめる曲にしようということで「Love so sweet」と「Happiness」を選びました。

― 今後カバーしてみたい日本の楽曲や、よく聴いている日本アーティストの楽曲はありますか?

LEW:米津玄師さんの「LADY」です。(日本語で)この曲をよく聴いています!めっちゃいいです!

◆ターニングポイントとなった「T-OUR」

LEW(C)モデルプレス
LEW(C)モデルプレス
― デビューから2年が経ちましたが、初期から1番印象が変わったメンバーを教えてください。

LEW:メンバー全員が少しずつ変わったんじゃないかなと思うんですが、最近練習しながら昔の映像を探す機会があったんです。それを見ていたらウンチャンのイメージがかなり変わった感じがしました。以前は少し可愛らしい感じだったんですが、今はすごく線が太くなって男らしくなりました。

― これまでを振り返ってグループやご自身のターニングポイントとなった出来事を教えてください。

LEW:昨年のライブ「T-OUR」ツアーだと思います。その中で本当にステージに対する大きな面白さを感じ、iEの皆さんと一つの空間で一緒に呼吸を感じながらコンサートを作っていく良い経験ができました。今までとは少し違った意識が生まれて、それ以降もっと自信と欲が出て、これから先に向けて大きな影響を与えてくれたステージだったと思います。

◆LEWの悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者には今、壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな方々に向けて、LEWさんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

LEW:そこまで焦る必要もないし、一旦ぶつかった壁とその悲しみを感じてもいいのかなと思います。そしてゆっくり立ち上がってゆっくり自信を持って、最後まで諦めなければ、いつかまた挑戦した時にその壁を乗り越えることができるんじゃないでしょうか。

◆LEWの夢を叶える秘訣

TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
― 最後にLEWさんの“夢を叶える秘訣”を教えてください。

LEW:僕も今夢を叶えるために努力している最中なんですが、やっぱりその中でも諦めないこと。少しずつでも受け入れる努力、自分のやっているルーティーンも含めて、自分のやっていることを信じることで、着実に夢に近づく流れができていくのではないかなと思います。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆LEW(ルー)プロフィール

生年月日:2001年4月5日
身長:171cm
ポジション:リーダー&ボーカル&ラップ

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