長澤まさみが史上初の試み 歴史ある映画祭に降臨


【長澤まさみ/モデルプレス=9月6日】女優の長澤まさみ、俳優の中井貴一らが、8月25日~9月5日に開催された「第40回モントリオール世界映画祭」に参加。中井主演の映画「グッドモーニングショー」(10月8日公開)がワールド・コンペティション部門に出品され、公式上映が行われた。

「第40回モントリオール世界映画祭」に参加した(左から)君塚良一、長澤まさみ、中井貴一、志田未来
「第40回モントリオール世界映画祭」に参加した(左から)君塚良一、長澤まさみ、中井貴一、志田未来
4日(現地時間)に、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として、「グッドモーニングショー」の公式上映が、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて開催。

カナダテレビ
カナダテレビ
上映に先駆けて、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人と君塚良一監督とで、市内を周り、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂、モントリオール市街地全貌を見下ろすことが出来る見晴らし抜群のモン・ロワイヤル公園を訪問。マイクを片手にモントリオールの名所にてお出かけレポートを実施した。モントリオール各所をレポートし終えた中井は、この時期の過ごしやすい天候や、市街地から少し離れると緑に溢れているモントリオールを、住みやすい街だと伝えた。

ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂
◆馬車で優雅に登場

公式上映では、上映開始前より会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこにモントリオール名物である馬車に乗って、中井、長澤、志田未来、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上、初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に。普段はモントリオール旧市街しか走らない馬車が、同作のために特別に旧市街を飛び出して、映画祭会場に駆けつけた。

上映前の舞台挨拶では、キャストたちが流暢なフランス語であいさつ。大いに観客を沸かせた。

モン・ロワイヤル公園
モン・ロワイヤル公園
◆キャストが感想を語る

イベントを終え、中井は「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります。日本でも面白いと思ってもらえたら嬉しいです」と胸をなでおろした様子。フランス語でのあいさつについては「第二外国語がフランス語だったんです。フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした」と明かしながらも「他の国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と充実したようだ。

映画祭の様子
映画祭の様子
長澤も「たくさん笑ってもらえたのでとても嬉しかったです」と感激。また「直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と茶目っ気たっぷりに振り返った。

志田も「観客の皆さんがみんな笑ってくれてすごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」とコメント。舞台挨拶前は緊張していたというが「“Bonsoir”(こんばんは)を笑顔で言えば大丈夫だと言われていたので、そこを意識して緊張しながらも笑顔だけは忘れないで頑張りました」と心がけを明かした。

中井貴一が長澤まさみのエスコート
中井貴一が長澤まさみのエスコート
◆モントリオール世界映画祭

モントリオール世界映画祭は1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つであり、国際映画製作者連盟(FIAPF)によって認められたコンペティション映画祭。毎年80を超える国と地域から集められた映画を上映し、三大映画祭(カンヌ・ベルリン・ベネチア)に次ぐ、北米最大の映画祭となる。

(左から)志田未来、中井貴一、長澤まさみ、君塚良一監督
(左から)志田未来、中井貴一、長澤まさみ、君塚良一監督
◆「グッドモーニングショー」

同作は、ワイドショーのキャスター・澄田真吾(中井)が、生放送中にアシスタントの美人アナウンサー(長澤)から二人の交際関係をばらすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機を告げられ、さらに突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまうなど、澄田の災難だらけの一日の模様を描くコメディ・エンターテインメントとなっている。(modelpress編集部)

(左から)君塚良一監督、志田未来、中井貴一、長澤まさみ
(左から)君塚良一監督、志田未来、中井貴一、長澤まさみ

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