2PM、デビュー15周年迎え“約7年ぶり完全体”カムバック ファンとの約束果たした熱狂ステージ<ライブレポ・セットリスト>


【モデルプレス=2023/10/10】2008年に韓国でデビューし今年15周年を迎えた2PM(トゥーピーエム)が、2016年の東京ドーム公演以来、約7年ぶりとなる完全体での来日公演「2PM 15th Anniversary Concert <It’s 2PM>in JAPAN」を10月7日・8日の2日間にわたって有明アリーナで開催。計2万2000人を動員する盛況となった。

2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
◆2PM、約7年越しの約束実現

2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
2PMは2008年に韓国でデビュー、日本でも2011年にデビューして以来韓国・日本・世界で“アジアNo.1野獣アイドル”として圧倒的人気を集めてきた。2016年10月に日本で東京ドーム公演「THE 2PM in TOKYO DOME」2DAYSを開催し10万人を動員した以後はメンバーの入隊のため2PMとしての活動は休止。各メンバーがソロ活動に励んでいたが、2021年6月、韓国で約5年ぶりのフルアルバム『MUST』をリリースしたのに続き、日本でもオリジナルミニアルバム『WITH ME AGAIN』をリリースしたが、 コロナ禍というのもあり完全体での来日は叶わず。しかしこの度、デビュー15周年を記念した公演で約7年ぶりの来日公演が実現。2016年の東京ドーム公演の最後に「I’ll be back」と約束の想いを込めて歌って以来、約7年越しの約束が叶って歓喜の再会となったのである。

2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
2016年10月以後2PMとしての活動休止期間中にもそれぞれのソロ活動で各メンバーが目覚ましい魅力を発揮してきた2PM。直近では主演したNetflixドラマ「キング・ザ・ランド」がヒットし俳優としても世界的に注目を集めているジュノがSpecial Single 『Can I』をリリースしたほか、ウヨンもSpecial Album (3rd Mini Album) 『Off the record』をリリース。2021年に「THE FIRST TAKE」出演で話題を集めたジュンケイや、俳優としてハリウッド進出を果たしたニックン、数々のヒットドラマへの出演で日本でも俳優として活躍するテギョン、チャンソンなど、無敵の「アベェンジャーズ」と言っても過言ではない6人のスーパースター・グループとなっている。そんなめまぐるしく成長した彼らの久しぶりの完全体の公演とあって、興奮せずにはいられない熱狂のライブとなった。

◆「Make It」日本初披露・ヒット曲「My House」…華麗パフォーマンス披露

テギョン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
テギョン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
チケット完全ソールドアウトで満員の有明アリーナで、オープニング映像の後、ステージ上でバックライトに照らされた6人のシルエットが映し出されると歓喜の歓声が一斉に上がった。そしてジュンケイの歌声から始まったのは、7年前に2PMが東京ドームで誓いを込めて歌った「I'll be back」。思い出深い同曲が幕開けを飾ったのである。メンバー一人ひとりがスクリーンに映る度に歓声が。そして間髪入れずに「JUMP」「ミダレテミナ」「Hands Up」と2PMのハイテンションなパーティーチューンが全開のステージが続く。メインステージからセンターステージと駆け回り、跳ねまくり、会場のボルテージは一気に頂点に達した。

そして「ただいまー!2PMです!」とメンバーが挨拶すると大いに盛り上がった。メンバー一人ひとりの挨拶のあと披露されたのは、「Make It」。2021年6月に韓国で5年ぶりにリリースされたフルアルバム『MUST』のタイトル曲だが、当時はコロナ禍で来日も叶わなかったため、今回のコンサートで日本では初披露となった。華麗なフォーメーションダンスで魅了し、休みなくパフォーマンスが続く中、MCパートでテギョン発案による「ジュークボックス」のコーナーが始まる。各メンバーがソロ曲やユニット曲を歌う思わぬ演出に観客も歓喜。続いて「日本デビュー曲も歌わなきゃですよね」と披露されたのは、2PMの記念すべき日本デビュー曲「Take off」。「飛行機ダンス」とも呼ばれる振り付けがおなじみで、観客一同サビでポーズを決めていた。

ジュノ/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ジュノ/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ウヨン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ウヨン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
さらにコンサートでは会場全員タオルを振り回す曲としてもおなじみ「NEXT Generation」で会場の一体感は完璧なものとなった。そして15年前のデビュー曲「10 out of 10」で大盛り上がりに。映像が流れたあと、センターステージにスーツ姿で登場し披露したのは「My House」。活動休止期間中に再び注目を集め、世界的ヒットとなった曲だが、「今夜ぼくの部屋に来てよ」と、連れていってくれるような仕草のダンスに観客は酔いしれた。

2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
ヒット曲が続く中、「I’m Your Man」ではセクシーなネクタイダンスに、はだけた肉体に釘付けとなり、熱狂の歓声が沸き起こった。続くMCパートでは各メンバーの近況報告。お互いの頑張りを称え合った。「離れていても待っていてくれてた皆さんのために歌います」と披露されたのは、「離れていても」。歌の最後にはジュンケイが促し「いつもそばにいるよ」というフレーズを観客と共に分かち合って歌った。「一緒に過ごした時間」「OK or Not」と続き、「次は“野獣アイドル”というニックネームにふさわしいパートです」と紹介され始まったのは「Again & Again」。続く「Without U」のイントロではメンバーの名前を呼ぶ掛け声が沸き起こり、完全体でのライブの喜びを嚙み締めた。そして続いた「Heartbeat」は、Nizi Projectでも課題曲としてカバーされ話題を集めた曲だが、情熱的なパフォーマンスに会場から感嘆の声が上がった。

◆2PM、ファンに感謝

2PM/撮影:田中聖太郎
2PM/撮影:田中聖太郎
その後「Don't Stop Can't Stop」で本編を終えたが、映像のあとアンコールでメンバー再び登場。披露された「Forever」では、曲が終わっても「ラララ」の大合唱が続き、7年ぶりの再会の喜びに会場が満ち溢れていた。そこから記念撮影かと思いきや、ファンからのメッセージが綴られたサプライズ映像が流れ始め、会場中のファンの手には「15周年おめでとう(ハートマーク)」のスローガンが。これにはメンバーも感極まり、「長い時間ぼくたちのことを愛してくださったその愛にぼくたちが応えられたのか、もう一度考える時間になりました」「15年間、一緒に会う瞬間、毎瞬間ぼくたちを特別にしてくれるのは皆さんでした」などと感謝を語った。

その後もアンコールは続き、「HIGHER」で天を指さしてさらなる高みを目指す誓いとともに公演は終了した。名残惜しく最後の最後に「Take off」も再び歌ったあと、「また戻ってきます!2PMでした!」と深々と礼をして6人はステージを去った。あっという間に過ぎた4時間は、彼らのエネルギーと実力、そしてファンへの愛で満たされてはちきれんばかりの時間であった。また早く完全体で戻ってくる日が待ち遠しい。それまでメンバー個々の活動も引き続き応援していきたい。(modelpress編集部)

ジュンケイ/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ジュンケイ/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
チャンソン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
チャンソン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ニックン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
ニックン/撮影:河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
◆セットリスト

M1. I’ll be back
M2. Jump
M3. ミダレテミナ(BOYTOY Crazy remix)
M4. Hands Up

-MC1-

M5. Make it
M6. この歌を聞いて戻ってきて
M7. Only You
M8. I Can’t

-MC2-

M9. Take off
M10. NEXT Generation
M11. 10 out of 10

-BRIDGE VTR 1-

M12. My House
M13. Promise (I’ll be)
M14. ハ・ニ・プン
M15. I’m your man

-MC3-

M16. 離れていても
M17. 一緒に過ごした時間
M18. OK or Not

-MC4-

M19. Again & Again
M20. Without U
M21. Heartbeat

-MC5-

M22. I hate you
M23. Game Over
M24. Don’t Stop Can’t Stop

-ENCORE VTR -

M25. Forever

-ENCORE MC-

M26. 忘れないで
M27. Zero Point
M28. SET ME FREE
M29. HIGHER

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