【岡田将生／モデルプレス＝8月15日】俳優の岡田将生が15日、都内で自身初の単行本「未来の破片」（8月25日発売、ギャンビット刊）発売記念トークショーを開催。同日27歳の誕生日を迎えた岡田は、イベントに集結した約400人のファンを前に、終始緊張の面持ちで「誰も来ないんじゃないかと思った…（笑）」「あんまり見れない」とシャイな一面を覗かせるも、「嬉しいなぁ。スターみたい！」と笑顔を見せた。

トークショーの中盤では、岡田にサプライズでバースデーケーキが運ばれてくる一幕も。「うわぁ～、マジか！こんなことしてくれるの！？」と驚く岡田に、「おめでとう！」の声が飛び交い、バースデーソングを合唱する場内。岡田は「ありがとうね～」と目を細め、至近距離でのファンとの交流に「僕、TwitterとかInstagramとかもやってないから、こうやってイベントで喋ってるのが不思議。誰も来ないんじゃないかって不安だったんですよ。嬉しい。感激してます」と喜び、黄色い歓声を浴びていた。

◆誕生日の予定は？

また、イベント前に行われた報道陣向けの会見では、今夜の予定を問われた岡田。少し黙った後「…秘密です。今、『秘密』という映画も公開されているので」と自身が出演する映画「秘密 THE TOP SECRET」にかけてコメントし、突然の質問であったことから「ちょっと変な汗が出てきちゃった」と苦笑していた。

◆岡田将生の“7年間の軌跡”

同書は、2010年から現在にかけて「CUT」「anan」「MEKURU」で発表した連載を再構成したもの。単行本用に語り下ろした「生い立ちを語るロングインタビュー」とともに、その時々の素直な気持ちをつづった「7年分の岡田将生の言葉」を収録。未公開カットもたっぷりと掲載されたプライベートアルバムのような「ここでしか見ることのできない岡田将生の素顔」がつまった解体新書とも言える決定版となっている。

実際に出来上がった単行本を手にした岡田は「この連載の時間がすごく楽しかったし、今までやったことがなかったので、すべてまとまって一冊になるというのは不思議です。感慨深い」としみじみ。特に表紙にはこだわったといい「ノスタルジック系にしたかったので、自分的には満足の1冊」と自信を見せるも、「若い時から27歳になるまでの7年間がつまっているので、僕もいろんなことを思い出しながらこの本を読みました。…ちょっと恥ずかしいです（笑）」と茶目っ気たっぷりに照れ笑いを浮かべていた。（modelpress編集部）