<ジャニーズ会見>東山紀之、既に「サンデーLIVE!!」降板 コメント控えていた理由も説明


【モデルプレス=2023/09/07】故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐりジャニーズ事務所が9月7日、都内にて会見を実施し辞任する藤島ジュリー景子前社長、東山紀之新社長、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦、ジャニーズ事務所の顧問である木目田裕弁護士が出席。東山が、自身がメインキャスターを務めていたテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(毎週日曜あさ5時50分~)を降板したことを表明した。

東山紀之(C)モデルプレス
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◆東山紀之「後輩たちには極力待ってもらいました」発言の詳細説明

藤島ジュリーK.氏(C)モデルプレス
藤島ジュリーK.氏(C)モデルプレス
「サンデーLIVE!!」にて、メインキャスターを務めている東山。質疑応答では、東山が同番組の5月21日放送にて「この件(ジャニー氏の性加害問題)に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」と発言していたことについて、詳細を求められる場面があった。

東山紀之(C)モデルプレス
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これを受け、東山は「誤解を生んだ発言が良くなかった」とした上で「当時よくわからないまま報道を聞いた人たちがいまして、うちの後輩の10代20代の人にも随分直撃が行ったらしい。それを考えた時に、若い子たちの言葉が先走ることはいけないと思いまして、『まずは僕の言葉を待って欲しい』ということは言いました」と説明。タレントがニュースキャスターを務めることの是非を問われると、東山は「若い人たちの80%くらいはニュースを見ない、新聞を読む人も少なくなっている、雑誌を読む人も少なくなっている。(自身がキャスターのオファーを受けたのは、若い人たちに)世の中のことをわかってもらうことの近道なのかなという思いもあった」とし、「“ニュースに興味を持ってもらう”という意味では、タレントがキャスターをやることはダメなことではないんじゃないかと思う」と口にした。

東山紀之(C)モデルプレス
東山紀之(C)モデルプレス
さらに、東山は9月3日放送でもコメントを控えていたが、その意図については「(再発防止特別チームから)提言を受けましたのと、今日発表させていただきたいという思いと、様々なニュースが入ってきましたので、その中での選択だった」と話した。

◆東山紀之「サンデーLIVE!!」メインキャスターは“先週の日曜で終了”

東山紀之(C)モデルプレス
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また、東山は同会見にて「年内でタレントを引退する」と発表したが、「サンデーLIVE!!」のメインキャスターとしての出演については「先週の日曜で終了」したと報告。

井ノ原快彦、東山紀之、藤島ジュリーK.氏、木目田裕氏(C)モデルプレス
井ノ原快彦、東山紀之、藤島ジュリーK.氏、木目田裕氏(C)モデルプレス
テレビ朝日からも「急なんですけど了解を得ました」と説明し、「(ニュースキャスターは)平等性を持たないといけないということですから、会社の社長になるということで、その方向で判断をさせていただいた」と伝えた。

◆ジャニーズ性加害問題

東山紀之、藤島ジュリーK.氏(C)モデルプレス
東山紀之、藤島ジュリーK.氏(C)モデルプレス
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。

そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。(modelpress編集部)

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