韓国ドラマ「キング・ザ・ランド」文化歪曲議論で謝罪「問題部分は速やかに修正」


【モデルプレス=2023/07/12】Netflix独占配信中の韓国ドラマ「キング・ザ・ランド」制作会社は12日、作中の内容がアラブ圏の文化を歪曲しているとして議論になったことについて謝罪文を発表した。

ユナ、イ・ジュノ「キング・ザ・ランド」ポスター(提供写真)
ユナ、イ・ジュノ「キング・ザ・ランド」ポスター(提供写真)
◆「キング・ザ・ランド」文化歪曲の指摘に謝罪

ユナ、イ・ジュノ(提供写真)
ユナ、イ・ジュノ(提供写真)
韓国で同作を放送するJTBCの公式サイトではこの日、制作会社側の公式立場として謝罪文を掲載。

「特定の国や文化を風刺したり歪曲する意図は全くありませんでしたが、他文化圏に対する立場を考慮できず、視聴者の皆様に不快感を与えた点について、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

さらに「他文化に対する理解と経験、配慮が足りなかったことを痛感し、今回のことをきっかけに多様な文化圏の視聴者が共に楽しめるコンテンツを作れるよう、さらに努力していきます」と改善を約束。

「映像の問題部分は迅速に最善の修正を進める計画であり、制作陣は今後、視聴に不便がないよう、より細心の注意を払って制作いたします」と伝えた。

◆「キング・ザ・ランド」アラブ圏の文化を歪曲したとして議論に

イ・ジュノ(C)モデルプレス、ユナ/Photo by Getty Images
イ・ジュノ(C)モデルプレス、ユナ/Photo by Getty Images
同作は、笑顔を軽蔑する男ク・ウォン(イ・ジュノ)と、笑わなければならない“スマイルクイーン”ことチョン・サラン(イム・ユナ)が、ホテリエたちの夢であるVVIPラウンジ“キング・ザ・ランド”で明るく笑える日を築いていく物語。

イ・ジュノ/Photo by Getty Images
イ・ジュノ/Photo by Getty Images
8日、9日に放送された7話、8話では、インド出身の俳優トリバティ・アヌファムがアラブの王子として特別出演した。王子は舞台となるホテルに宿泊し、クラブで女性たちに囲まれたり、サランを誘惑したり、飲酒する姿などが描かれた。

ユナ/Photo by Getty Images
ユナ/Photo by Getty Images
これを受けアラブ圏の視聴者からは、アラブ圏の人物をインド人俳優が演じた点、飲酒など遊び人として描写した点などを理由に、アラブ文化を歪曲したとして批判が上がっていた。(modelpress編集部)

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