「どうする家康」大貫勇輔、岡田准一&松本潤の印象語る「存在感や緊張感」


【モデルプレス=2023/04/23】NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)に出演する俳優の大貫勇輔が、共演中の俳優の岡田准一と嵐の松本潤の印象や、役への思いを語った。

大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
◆松本潤主演「どうする家康」

大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
今作は、希代のストーリーテラー・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描いた、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作品。

国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代(のちの家康)が、三河武士の熱意に動かされ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込み、死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく。

松本が家康役を演じるほか、信長役に岡田、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、秀吉役にムロツヨシ、信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。

大貫演じる浅井長政は、北近江の戦国大名。信長と同盟を結び、政略結婚で嫁いできた市(北川景子)を慈しむ良き夫で、信長ですら心を許す誠実さの持ち主。やがて、覇道を突き進む信長に不信感を募らせる。長政の真摯な言葉は家康の心にも響く。家康と深いつながりを持つことになる、茶々たち3姉妹の父である。

◆大貫勇輔インタビュー

Q1.浅井長政をどのような人物と解釈して演じられましたか。

大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
はじめは清く正しく美しく、綺麗なカッコいい人物と勝手に思っていたのですが、台本を読み込んで役が自分の中に入ってくると、自分自身の正義と、愛する娘や妻がいることのはざまで、すごく苦しみ、悩み、そして、最後には、愛のためもあるとは思いますが、自分の信じるもののために命をかけるという選択をした彼の信念の強さに心打たれました。体の動きのことですが、彼の強さを出すためにできるだけ重心を重く、体の動きが軽くならないように意識しました。「どうする家康」では人間の繊細な心の動きだったり、関係性みたいなものを的確にそして、ドラマチックに描かれていて、本を読み込んでいけばいくほど、深いなと思っていました。役者冥利に尽きます。

Q2.“義の男”が、最終的に信長を裏切ることを決断する心情、そして家康に対して「ともに信長を討ち取ろう」と声を掛けた家康への思いを、どのように捉えて演じましたか。

大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
初めは信長に憧れ、そばにいられることに喜びや誇りを感じていたと思いますが、近くにいたからこそ見えた信長の本心や野望を知った時に、自分の信じるものとは違うと少しずつ感じ、最終的には忠義の強い、誠実な長政でも、危険だと思ったから裏切ったのだと思います。そして、家康のことはずっと気になっていて、初めて会った時に彼の中の何か特別なものに心打たれたのだと思います。きっとそれは言葉にはならない感覚のようなものだったのかなと思います。

Q3.収録現場にて、岡田准一さんや松本潤さんとお話されたことや共演されてのご感想を教えてください。

松本潤、岡田准一「どうする家康」第15話(C)NHK
松本潤、岡田准一「どうする家康」第15話(C)NHK
岡田さんの織田信長としての存在感や緊張感が現場に充満していて、現場で自然と長政の心持ちが理解できました。松本さんとは「いつか一緒にお芝居したいね」と話をしていたので、今回ご一緒できたことが純粋に嬉しかったです。

Q4.市にも見張りをつけていた長政でしたが、第15回では見張りを解き、市が織田のもとに戻れるようにしました。長政の心情変化をどのように捉えられましたか。

大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
大貫勇輔「どうする家康」第15話(C)NHK
初めは信長を討つということに思いが強くいって、嫁であり、織田家であるお市のことも愛してはいるが、警戒していたのかと。しかし、もしかすると命を落とすかもしれないとなった時に愛するものを守ることを優先したのかと。そして、帰ってきた時にまだいるということに長政は心震えたと思います。命よりも大切なものだと。襖をあけて、お市の姿を、強い瞳を見た時に、熱いものが込み上げてきました。

(modelpress編集部)

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