オイルは本当に美容に効果的!?話題のアボカドオイルの効果とは


【美容/モデルプレス】最近、美容や健康に良いとたくさんの種類のオイルが話題になっていますよね。亜麻仁油やエゴマ油など、気に入ったオイルを食事に摂り入れている人も多いのではないでしょうか。しかし、そのオイルの性質や自分にとっての適正量をしっかり把握せずに、何となく摂りいれていると、かえって老化を促進させたり、メタボリックシンドロームをはじめ生活習慣病の原因になる可能性があることをご存じでしたか?

オイルは本当に美容に効果的!?話題のアボカドオイルの効果とは/写真提供:カロナビ
オイルは本当に美容に効果的!?話題のアボカドオイルの効果とは/写真提供:カロナビ
本日は美しさや健康を保つために役立つ、オイルとの正しい付き合い方をご紹介します。

◆オイルに注目が集まるのはなぜ?

最近いろいろな種類のオイルが話題になっているのは、脂質がカラダの中でとても大切な役割をもっているからです。

例えば脂質はキレイなお肌やツヤのある髪の毛を作るための細胞膜や、女性らしさを保つために必要となるホルモンの材料となりますし、私たちが生きていくための大切なエネルギー源でもあります。

高カロリーだからと敬遠されがちな脂質ですが、イキイキと美しく過ごしていくためには適量の「質の良いオイル」は欠かせないモノなのです。

◆質の悪いオイルとは?

裏を返せば質の悪いオイルを食べると美容や健康に悪いということです。ここでは特に避けてほしいものとして、「酸化したオイル」、「トランス脂肪酸」をご紹介します。

1.酸化したオイル

オイルは空気や光に触れることで「酸化」します。酸化したオイルを食べるとカラダが錆びつき、老化を促進する原因になります。ですから使い古したオイルを使っているかもしれない惣菜の揚げ物やスナック菓子などを食べることは避けた方が無難です。

2.トランス脂肪酸

マーガリンやマヨネーズに多く含まれるトランス脂肪酸は摂りすぎると動脈硬化や心疾患、生活習慣病の原因になるといわれているので注意が必要です。つい見落としがちですが、市販の甘いお菓子や菓子パンなどにも含まれているので気をつけましょう。

質の悪いオイルって?/写真提供:カロナビ
質の悪いオイルって?/写真提供:カロナビ
皆さんは今まで「質の悪いオイル」を食べていませんでしたか?これではせっかく質の良い話題のオイルを摂り入れても、期待通りの効果は得られません。

「質の悪いオイル」を食べる頻度を極力減らして、今からご紹介するオススメのオイルを取入れていきましょう。

◆質の良いオイルとは?話題のアボカドオイルの効果をご紹介

「質の良いオイル」とはフレッシュで酸化していない、カラダに良い影響を与えてくれるオイルのことです。

また、オイルはその種類によって性質が異なり、正しい使い方をしなければ質を悪くしてしまう可能性があります。ここでは性質別にオススメのオイルをご紹介します。

1.加熱しても大丈夫なオイル

加熱に強く酸化しにくいと有名なのがオリーブオイルですが、オリーブオイルと並び最近注目されているのが「アボカドオイル」です。

話題のアボカドオイル/写真提供:カロナビ
話題のアボカドオイル/写真提供:カロナビ
「アボカドオイル」は加熱可能なだけでなく、オリーブオイルの2倍近くのビタミンE、良質な脂肪酸、各種ビタミン・ミネラル類を豊富に含むため、アンチエイジング効果、中性脂肪の減少、生活習慣病の予防などの効果が期待できます。

そのため美容や健康に効果的だと、多くのモデルや海外セレブが注目している優秀なオイルです。

2.生食に向いているオイル

最近話題の亜麻仁油、エゴマ油は生食がオススメです。これらに含まれているオメガ3脂肪酸はカラダの中では作ることができないため、積極的に摂っていく必要があります。

食事に摂り入れることで中性脂肪を減らしたり、血液をサラサラにしてくれるなど美容や健康に効果的です。

加熱や光に弱く酸化しやすいため、市販のドレッシングの代わりにサラダにかけるなどして生のまま食べ、早めに使い切ることがポイントです。

◆適量ならOK!食べ過ぎに注意が必要なオイルとは?

一般家庭や飲食店でよく使われるコーン油、ひまわり油などに含まれているオメガ6脂肪酸は、カラダにとって必要なものですが過剰摂取をすると体内で炎症が起き、病気や老化を促進する原因になるといわれています。

多くの人は無意識のうちに必要以上のオメガ6脂肪酸を摂取していますから、家庭での調理の際は極力使用を避けたほうが良さそうです。

◆アナタの適量は1日何グラム?

1日に必要な脂質の多くは、食事中に肉や魚などから摂取していますから、いくら「質の良いオイル」でも液体として食べても良い量は限られています。

自分の適量は?/写真提供:カロナビ
自分の適量は?/写真提供:カロナビ
オイルの適量(g)は、ご自分の体重÷2で、おおよその数値を出すことができます。例えば体重50kgの人であれば1日約25g(大さじ2杯弱)が適量となります。

どんなオイルも大さじ1杯で約110kcalあり、決して低カロリーではありません。適量以上の摂取は美や健康に悪影響を与えることもありますから注意しましょう。

いかがでしたか?今まで無意識に摂っていた「質の悪いオイル」を「質の良いオイル」に変えることで、いつまでも美しく健康的なカラダを手に入れましょう。(modelpress編集部)

◆佐藤 麻祐子氏プロフィール

佐藤 麻祐子氏(C)モデルプレス
佐藤 麻祐子氏(C)モデルプレス
ヘルスケアアプリ「カロナビ」専属管理栄養士。「栄養バランスの取れた食事で、楽しく健康的な生活を送っていただくこと」をモットーに栄養指導やダイエットサポートを担当。

1987年12月生まれ。東京都出身。大学にて栄養科に所属し、卒業時に管理栄養士の資格を取得。食品メーカーに4年間勤めたのち、ヘルスケアアプリ「カロナビ」を通じて正しい食事を伝えるべく、栄養指導、コラム執筆など幅広く活動中。

自身も生活習慣の改善を行い10kg近い減量に成功した経験あり。若い女性目線の無理のない健康的なダイエット指導が得意。

情報提供:カロナビ

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