【モデルプレス＝2022/11/08】嵐の二宮和也が主演を務める映画「ラーゲリより愛を込めて」（12月9日公開）のスノーカーペット＆完成披露舞台挨拶が8日、都内にて行われ、二宮、女優の北川景子のほか、俳優の松坂桃李、中島健人（Sexy Zone）、桐谷健太、安田顕、メガホンをとった瀬々敬久監督が登壇。中島は、豪華俳優陣との共演について語った。

◆中島健人の“希望”となっているのは母親の言葉

ラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の人柄にちなみ、「希望を与えてくれた人・言葉」を聞かれると、中島は「母の言葉ですね」と回答。

「『自分の仕事に誇りを持ちなさい。昨日までの自分を否定したら、今日の自分を頑張れなくなる』と言われて。自分の胸に響いた言葉で、一歩一歩大切にすることが大事ですし、ラーゲリにも誇りを持って参加しようと思ったので、いつでも思い出せるようにしています」と母からの言葉を明かした。

◆中島健人はスパイダーマン的ポジション？

また、豪華な共演者について、「一生の一度の機会だと思って臨ませていただきました。“俳優界のアベンジャーズ”みたいな感じ。皆さんが横一列に並んだ時に、自分がここにいていいのかと思ってしまうくらいスター揃いなので、自分もアベンジャーズの中でいうとスパイダーマン的なポジションでいられるように頑張っていました！」とにっこり。

二宮らが中島の発言にざわつく中、次にコメントを求められた桐谷は「アイアンマンとしては…」と切り出したが、アベンジャーズをあまり知らないそうで「あんまり知らないんです実は…」とつぶやき、笑いに包まれた会場。

さらに、安田も「アベンジャーズを作った何らかの博士としては…」と続け、中島は「そっちなんですね（笑）プロフェッサーの方なんですね」と見事なツッコミをしていた。

なお、完成披露舞台挨拶の前には、スノーカーペットイベントも実施。雪景色を想わせるホワイトカーペットとスモークバブルが降り注ぐ中、二宮らが華やかにドレスアップして登場した。

◆二宮和也・北川景子ら豪華キャスト集結

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所（ラーゲリ）に不当に抑留され捕虜となり、あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ1人、生きることへの希望を捨てなかった人物、それが山本幡男。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した実在の人物の物語である。（modelpress編集部）





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