【モデルプレス】EXILEの黒木啓司が、初主演映画への想いを語った。

26日、都内で行われた初主演映画「クロスロード」（2015年11月公開予定）の製作発表記者会見に出席。映画初出演にして初主演となる黒木は「映画は初なので、気合いを入れてやりたい」と4月からフィリピンでスタートする撮影に意気込み。青年海外協力隊の活躍を描く本作で黒木が演じるのは、ボランティア活動に懐疑心を懐きながらも、熱きハートの持ち主である沢田樹隊員。「今までとは違う等身大で出来るような役なので、EXILEとしてボランティア活動をした経験を踏まえて、その時に自分が感じた事を役として伝えていきたいし、ぶつけていきたい」と熱演を誓った。

EXILEメンバーには、今回の起用は報告済だといい「最近はドラマもやっていて、皆に見てもらっているけれど『気張らず、自分の良さを大事に』と言われました」と紹介。自身初となるフィリピンについては「（共演者でフィリピン人の）アローディアさんに色々と連れて行ってもらいたい」とお願いすると、同席したアローディアも「日本とフィリピンの食べものには違いがあるので、時間があれば一緒に食事に行きたいですね。ビーチもいいかも」と胸を膨らませていた。

◆渡辺大が嫉妬？

一方、黒木のライバル的存在の隊員を務める渡辺大は「そんな時間があったら本当に素晴らしいですね」と何故かいじけ気味で「台本を読む限りでは、僕は一人っぽい。どんなスケジュールになるのかまだわからないけれど、行く先々が2人と違うから」とその理由を寂しそうに説明していた。

同作は、青年海外協力隊をテーマにしたオリジナル作品で、昨年度実施されたシナリオコンテスト大賞作をもとに映画化。黒木と渡辺が演じる隊員の仲を取り持つ野村志穂隊員をモデルのTAO、沢田にボランティアの意味を問わせるフィリピン女性・アンジェラを有名コスプレイヤーのアローディア、訓練所の名物所長・境顕二を長塚京三が演じる。4月にフィリピンでのクランクインを予定、11月の公開を目指す。（modelpress編集部）