有村架純、「とと姉ちゃん」高畑充希から学んだ“朝ドラヒロイン”の姿勢


【有村架純/モデルプレス=6月29日】女優の有村架純が、平成29年度前期連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインに抜擢され、29日東京・渋谷の同局にて行われた会見に出席した。現在放送中の「とと姉ちゃん」でヒロインを務める高畑充希とは、1月クールのフジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(略称:いつ恋)などで共演し、プライベートでも交流のある中。「いつ恋」と並行し「とと姉ちゃん」の撮影を行っていた高畑について、有村は「信じられないスケジュールを一生懸命やられていて、体調とかが心配でしたが、現場がとにかく楽しいっておっしゃっていました。現場が楽しければ、身体がきつくても乗り切れるのかなって思います」と朝ドラヒロインの“後輩”としてコメントした。

有村架純(C)モデルプレス
有村架純(C)モデルプレス
さらに、2つの作品を撮影するため「時間軸が分からなくなるから、工夫していると言っていました」と現場での様子を明かし、「これからアドバイスをいただけたらと思います」とにっこり笑顔を浮かべる場面もあった。

◆朝ドラリレー「何とかついていけたら」

また、「とと姉ちゃん」をはじめ、高視聴率を記録している朝ドラへの「プレッシャーは?」と聞かれると、「みなさんいいバトンを受け取ってリレーしている。私がバトンを落としちゃったとかならないように、何とかついていけたら」と控えめに意気込み。

自身のブレイクのきっかけとなった平成25年度前期「あまちゃん」以来の朝ドラ出演となるが、「撮影は本当に楽しくて、毎回お腹の底から気持ちが溢れ出ていました。そんな感覚で毎日現場にいたので『楽しむという気持ちがあって、初めて人に伝わるんだな』って当たり前のことが分かった」と当時を振り返り、「まだまだ勉強不足だったので、分からないことがたくさんあったんですが、そういうことを学べたというのが大きかったなと思います」と改めて作品に感謝していた。

◆第96作目「ひよっこ」はオリジナル作品

「とと姉ちゃん」、次回作の芳根京子主演「べっぴんさん」に続く、第96作目となる「ひよっこ」はオリジナル作品。東京オリンピックが開催された1964年から始まる波乱万丈青春記となる。

有村が演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県北西部のある大家族の農家に生まれた、おっとり、のんびりした少女。とくに大きな夢もなく、高校を卒業したら畑仕事を手伝って、いつかお嫁さんにと思っていたが、高校3年の冬、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことで、人生が動き始める。集団就職で上京したみね子は、町工場で働きながら父を捜すことに。慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、“金の卵”の殻を自ら破って成長していく姿を描く。

なお、2017年4月3日~9月30日放送予定(全156回)。(modelpress編集部)

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加