キスマイ藤ヶ谷太輔「色気がもれすぎている」と演出家からダメ出し<野鴨-Vildanden->


【モデルプレス=2022/09/03】Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が3日、都内で行われた主演舞台『野鴨-Vildanden-』プレスコール及び取材会に忍成修吾、前田亜季、浅野和之とともに出席。演出家からダメ出しされた内容を明かした。

藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
◆藤ヶ谷太輔、初の古典作品への思い吐露

(左から)前田亜季、忍成修吾、藤ヶ谷太輔、浅野和之 (C)モデルプレス
(左から)前田亜季、忍成修吾、藤ヶ谷太輔、浅野和之 (C)モデルプレス
『野鴨』は、シェイクスピア以後、世界で最も上演されてきたノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンが1884年に発表した珠玉の名作。嘘偽りの上に築かれた幸せが真実に晒されるとき、果たして正義はどこに存在するのか…?納屋を“嘘”、外の世界を“真実”、野鴨を”人間”に例え、人々の価値観を根底から揺さぶる悲劇を描く。

忍成修吾、前田亜季/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより  (C)モデルプレス
忍成修吾、前田亜季/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
4年振りのストレートプレイで古典作品に初めて挑む藤ヶ谷が演じるのは、理想を追い求め、真実こそが正義だと信じてやまない“正義病”のグレーゲルス。

忍成修吾 (C)モデルプレス
忍成修吾 (C)モデルプレス
藤ヶ谷は「この劇場もイプセンの作品も、上村(聡志)さんの演出もすべてが初めてなので、自分の中で挑戦しているなという気持ちと、挑戦させていただける環境があることがありがたいなという思いがあります。しっかりと繊細なお芝居をお届しなければならないというドキドキと興奮と、ちょっと怖さが入り混じっているところでございます」と率直な思いを吐露。

浅野和之/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより  (C)モデルプレス
浅野和之/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
また、「昨日は台詞を飛ばす夢を見ました」と告白すると、ミュージカル初出演時も悪夢を見たことを明かし、「初めての時は、台詞を忘れる夢を見るんだな(と思います)。でも、夢の中ではアタフタするというより、キャリア豊富な先輩方にどうにかしていただこうとストンと立っていたので、もし台詞を忘れた際にはフォローの方、よろしくお願いします」とかわいくお願いした。

◆藤ヶ谷太輔、役作りについて語る

藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより  (C)モデルプレス
藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
役へのアプローチについては、「正義感を振りかざす人は上位に来るくらい苦手なタイプですが、自分でも無意識に振りかざしているところもあるだろうと考えました」と紹介。

前田亜季、忍成修吾/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより  (C)モデルプレス
前田亜季、忍成修吾/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
さらに、台本を元に全員で全役を深く掘り下げるために話し合う「テーブル稽古」をしたことも伝え、「自分の役を自分で作ったというより、みなさまの意見を聞いて咀嚼しながら一緒に作り上げたという新しい体験は楽しかったです」と充実感をにじませる。上村から「どういう気持ちでせりふを言っているの?」と聞かれた際、「しっかり答えられるところと、そこ突かれたか…という(焦る)ところがあった」ため、「深く理解して表現しなければいけないので、改めて台本の大切さを知りました」とも語った。

忍成修吾 (C)モデルプレス
忍成修吾 (C)モデルプレス
そして、「表現することをやり続けたい。いろんな作品や演出家の方に出会って自分を変えていただきたいですし、自分の新たな一面を見てみたい。失敗するかもしれないけど、怖がらずに挑戦し続けたい」と力を込めた。

◆藤ヶ谷太輔、演出家からダメ出し

藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより  (C)モデルプレス
藤ヶ谷太輔/「野鴨-Vildanden-」プレスコールより (C)モデルプレス
そんな藤ヶ谷の印象を問われた忍成は、「普段、雑談しているときは笑顔が素敵でかわいらしいけど、舞台に立つとオーラが違ってすごい色っぽい」と感心。すると前田が「(演出家から)『色気がもれすぎている』というダメ出しがありまして、『ここは抑えて』と言われていました」とリーク。藤ヶ谷は「自分でコントロールできるものではないし、そういう作品じゃない」と色気を出しているつもりはないと言いつつも、「美しさも必要なキャラクターなので、そういうところに生かして行ければ」と意気込み、「普段の色気がすごい高いので、(100から)20くらいに落とすと思います。それでもみなさんに届くと思います」と自信たっぷりに言い切り、報道陣を笑わせた。

◆藤ヶ谷太輔、リフレッシュ法明かす

(左から)忍成修吾、藤ヶ谷太輔、浅野和之(C)モデルプレス
(左から)忍成修吾、藤ヶ谷太輔、浅野和之(C)モデルプレス
仕事が充実している藤ヶ谷は、リフレッシュ法を尋ねられると、「休みの日は車に乗って、一人で海を見に行きました。ずっと稽古で室内にいるし、グループの仕事もスタジオが多いので解放されたいなと思って」と返答。しかし、「(車中で)稽古のときの音声を聞いていたので、結局オフれてないんですね」と苦笑いした。

◆藤ヶ谷太輔、古谷一行さんへの思い打ち明ける

藤ヶ谷太輔 (C)モデルプレス
藤ヶ谷太輔 (C)モデルプレス
先日亡くなった古谷一行さんも追悼する。ドラマ『ミラー・ツインズ』で共演した際、「最初は貫禄もあるし、怖い方だろうと思っていたんですけど、(実際は)すごくチャーミングで優しくて、いろんなお話をしてくださいました。お寿司が好きと言ったら、お寿司屋さんに連れて行っていただいたこともありました」と振り返る藤ヶ谷は、「2年くらい前に、『次、太輔とドラマ一緒になるかも』とメールをいただいたんですけど、そこから体調を崩されたみたいで『残念だけど今回は一緒にできないな』というメールをもらいました」と知られざるエピソードも打ち明ける。

忍成修吾 (C)モデルプレス
忍成修吾 (C)モデルプレス
藤ヶ谷は「次、必ずご一緒したいので、日々精進します」と返したものの叶わなくなり、「さみしい気持ちがとても大きいです」と肩を落とすも、「いつかお寿司を食べながら、いろんなことを教えていただきたいと思っています。今はゆっくりお休みになってください」と敬愛の念をもって呼びかけた。(modelpress編集部)



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