【モデルプレス＝2022/08/29】SM ENTERTAINMENTの人気アーティストたちが集結する「SMTOWN LIVE 2022：SMCU EXPRESS＠TOKYO」が東京ドームで27〜29日までの3日間に渡って開催され、15万人動員。記念すべき日本10回目となる同公演には、東方神起・NCT・aespaら総勢16組54名が参加した。ここでは、29日の最終公演の様子をレポートする。

◆「SMTOWN LIVE 2022：SMCU EXPRESS＠TOKYO」

27〜29日の3日間に渡り開催した同公演は1日当たり約5万人、計15万人を動員。今回の公演タイトル『SMCU』とは『SM Culture Universe』の略で、現実世界と仮想世界の境界を超え全世界が文化で繋がるという、SMが望む未来のエンターテイメントがメタバース向けのコンテンツで、タイトルにある『SMCU EXPRESS』は、その『SMCU』をベースに『メタバーシャルオリジンストーリー』と新たに名付けたアーティストたちの世界観を拡張したものが今回のSMTOWN LIVEのテーマとなっている。

同公演は、デビュー20周年を迎えたBoAを始め、SUPER JUNIOR、TAEYEON 、HYOYEON （少女時代） 、ONEW、KEY、MINHO （SHINee）、Red Velvet、NCT、aespaなど各アーティストのパフォーマンスはもちろん、これまで披露していないアルバム収録曲、新曲、「SMTOWN LIVE」ならではのコラボレーションステージまで、派手なパフォーマンスと様々な企画で観客を魅了し、「SMCU EXPRESS」の世界観を存分に体験できる内容となった。

◆3年ぶりの「SMTOWN」でファン熱狂

3年ぶり、記念すべき10回目となる同公演にトップバッターで登場したのは2020年11月にデビューを果たしたaespa。デビュー曲「Black Mamba」や、独特なリズムが特徴的な「Next Level」を5万人のファンが見つめる中、堂々と披露した。

モノクロの衣装で登場したRed Velvetの5人は、初の日本フルアルバム「Bloom」（8月30日発売）より「WILDSIDE」を披露。歌唱後のコメントでは「公演はまだ始まったばかりです。思いっきり楽しみましょう！」と会場を盛り上げた。

5月に東京ドーム、6月に京セラドーム大阪にて初となる日本ドームツアー『NCT 127 2ND TOUR 'NEO CITY：JAPAN - THE LINK』を成功させたNCT 127は日本語楽曲「gimme gimme」や、今やグループの代表曲とも言える「英雄; Kick It」でファンを興奮の渦に包んだ。

日本デビュー20周年を迎えたBoAは「日本デビュー20周年だなと思った時に、すごく皆さんに応援されているんだなと感じました」と回顧。

SUPER JUNIORは、幅広い年代に渡り愛され続ける「Sorry, Sorry」を披露し、会場が一体感に包まれた。

歌唱前のVCRで早くも盛り上がりを見せたNCTは、「RESONANCE」でオフライン公演では日本初となったメンバー21人が集結。曲の終盤にかけ次々とメンバーが合流していく圧巻のパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮に。

ラストは、総勢16組54名で同公演お馴染みの「Hope」を熱唱。トロッコや、ステージから各々がファンに挨拶をする中、ファミリー同士すれ違い際に手を合わせる姿や、抱き合う姿などSMファミリーの絆も見られた。

また、出演アーティストの紹介を担ったSUPER JUNIORのイトゥクが「SMの頼もしい柱！SMを建てた人BoA！」と盛り上げると、BoAは照れた笑いを浮かべながらも「確かに私が建てたかも！」と日本語で返答。日本語を聞き取れた東方神起のチャンミンも「その通りでございます」と日本語で納得する姿を見せた。

ラストの退場では一人ひとりがカメラに向かって決めポーズ。各々が個性のあるポーズを披露し、最後まで会場のファンを魅了させた。

◆「SMTOWN」ならではの豪華ステージ

各アーティストのパフォーマンス以外にも魅力的なのが同公演ならではのグループを超えたユニークなコラボステージ。

SHINeeのオニュとaespaのニンニンはバラード曲「Way」をしなやかに歌唱。2人の息のあった美しいハーモニーと綺麗な映像演出に、会場は感動に包まれた。

東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeのミノはAdoの『阿修羅ちゃん』をコミカルなダンスと完璧な日本語で披露。「ありがとう〜」とステージ終了と見せかけもう1ダンスを踊り、最後までファンの心を掴んだ。

2020年にNCTに加入したショウタロウ、ソンチャンは、同事務所の練習生「SMROOKIES」のウンソク、スンハン、ショウヘイと華麗なダンスパフォーマンスでファンを魅了。

また、NCT 127・テヨン、NCT DREAM・ジェノ、WayV・ヘンドリー、ヤンヤン、aespa・ジゼルのラップ担当が集結したSMファミリーならではのユニットで「ZOO」を披露。激しいパフォーマンスの中でも、唯一の女性メンバーであるジゼルがキュートなスパイスを足し、息のあったパフォーマンスを完成させた。（modelpress編集部）

◆「SMTOWN LIVE 2022：SMCU EXPRESS＠TOKYO」セットリスト

1 aespa 「Black Mamba」
2 aespa 「Next Level」
3 WayV 「Kick Back （Korean version）」
4 NCT DREAM 「Beatbox」
5 NCT DREAM 「Hot Sauce」
6 CHEN（EXO）Beautiful goodbye
7 ONEW（SHINee）（feat.NINGNING of aespa）「Way」
8 SUHO（EXO）「Hurdle」
9 Red Velvet WILDSIDE
10 YESUNG（SUPER JUNIOR）「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」
11 NCT 127 gimme gimme
12 NCT 127 Sticker
13 ONEW（SHINee）「DICE」
14 CHANGMIN（東方神起）、KYUHYUN（SUPER JUNIOR）、MINHO(SHINee)「阿修羅ちゃん」
15 NCT （SHOTARO SUNGCHAN)）X SMROOKIES Dream Routine
16 SM Rap Unit　TAEYONG（NCT 127）、JENO（NCT DREAM)、HENDERY（WayV）、YANGYANG（WayV）、GISELLE（aespa）「ZOO」
17 KANGTA 「Eyes On You」
18 RAIDEN （feat. XIAOJUN、SUNGCHAN）「Golden（feat. XIAOJUN, SUNGCHAN）」
19 TAEYEON（少女時代）「INVU」
20 HYOYEON（少女時代）「DEEP」
21 MINHO（SHINee）「Heartbreak」
22 KEY（SHINee）「BAD LOVE」
23 KAI（EXO）「Peaches」
24 XIUMIN（EXO） 「Shake」
25 BoA 「The Greatest」
26 SUPER JUNIOR 「Sorry, Sorry（Korean version）+Bonamana（Korean version）」
27 SUPER JUNIOR「★BAMBINA★」
28 NCT U 「Universe（Let's Play Ball）」
29 NCT 「RESONANCE」
30 GOT the beat（BoA、TAEYEON（少女時代）、HYOYEON（少女時代）、SEULGI（Red Velvet）、WENDY（Red Velvet）、KARINA（aespa）、WINTER（aespa））「Step Back」
31 CHANGMIN（東方神起）「Devil」
32 CHANGMIN（東方神起）「Fever」
33 KEY（SHINee）「Gasoline」
34 NCT U 「Baby Don't Stop」
35 NCT DREAM 「Glitch Mode」
36 aespa 「Girls」
37 Red Velvet 「Feel My Rhythm」
38 WayV 「Nectar」
39 NCT 127 「Kick It」
40 BoA 「Better」
41 SUPER JUNIOR 「Black Suit」
42 Hope from KWANGYA


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