舞台「キングダム」メインキャスト解禁 主人公・信役に三浦宏規&高野洸<本人コメント>


【モデルプレス=2022/08/21】舞台『キングダム』のメインキャストが決定。主人公の信(しん)を三浦宏規と高野洸、嬴政(えいせい)と漂(ひょう)の二役を小関裕太と牧島輝がそれぞれダブルキャストで演じることが明らかとなった。

(上段)三浦宏規、高野洸(下段)小関裕太、牧島輝/舞台「キングダム」(提供写真)
(上段)三浦宏規、高野洸(下段)小関裕太、牧島輝/舞台「キングダム」(提供写真)
◆ヒット作品「キングダム」

2006年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まると次第に人気を獲得し、既刊65巻の累計発行部数は9000万部を突破(2022年6月現在)。著者である原泰久氏は本作がデビュー作ながら、2013年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。現在、TVアニメ第4シリーズも放送されている。2019年4月には待望の実写版映画が公開されると山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)、吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ、大沢たかおら豪華俳優陣、そして原作の再現度と高いエンターテイメント性が評価され、『キングダム 2 遥かなる大地へ』も上映中だ。

◆舞台「キングダム」メインキャスト決定

常に社会現象と言える盛り上がりを巻き起こし続ける同作。その新たな展開として、初の舞台化を実現する。演出は、帝国劇場で『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数多くのスケールの大きな作品を手掛ける山田和也氏、脚本は、イギリスでの演劇活動から体得した朗読手法と、日本古来の話芸である落語や常磐津、声優文化、オペラやミュージカルの手法を混ぜ合わせた「藤沢朗読劇」と呼ばれる独特の朗読スタイルで唯一無二の存在感を放つ藤沢文翁氏が担当。音楽はTVアニメ版『キングダム』(第3シーズン、第4シーズン)のKOHTA YAMAMOTO氏が手掛け、生演奏で俳優の迫力ある演技と音楽が一体となるライブ・エンタテイメントならではの舞台を届ける。

コミックス1~5巻の、信が秦王・嬴政と手を組み、王弟から玉座を奪還するまでの「王都奪還編」は数あるシリーズの中でも涙を誘う有数のエモーショナルなエピソードで、他巻のエピソードも盛り込みながら、現在脚本化を進めている。1911年開場以来、世界有数の舞台機構を誇る帝国劇場が同作初の舞台化にチャレンジする。

小関裕太、三浦宏規、高野洸、牧島輝/舞台「キングダム」ティザービジュアル(提供写真)
小関裕太、三浦宏規、高野洸、牧島輝/舞台「キングダム」ティザービジュアル(提供写真)
「歴史上初めての中華統一はたった2人の少年からはじまった」キャスティングにおいても、帝劇のセンターポジションを初めて射止めた、未来のエンターテイメントを背負うであろうフレッシュな4名が決定した。天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年「信」を演じるのは、三浦と高野。2人は、ともに2017年からミュージカル『刀剣乱舞』に兄弟(三浦=髭切・高野=膝丸役)の役で出演し、現在の『刀剣乱舞』ブームの立役者として知られる。三浦は、近年もミュージカル『GREASE』(2021/シアタークリエ)主演や、舞台『千と千尋の神隠し』(2022/帝国劇場)ハク役など着実にキャリアを重ねての帝劇初主演となります。高野はダンスユニット「Dream5」としてキャリアをスタートさせ、映像・舞台・音楽と活動の場を多彩に広げながら、満を持して、異例の帝劇初出演にして初主演を務める。

中華統一を目指す若き秦国王「嬴政」と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す「漂」の二役を務めるのは、映像・演劇で鮮烈な活躍を見せる小関と牧島。5月に全日程完売となったミュージカル『四月は君の嘘』で主演を務めた小関と、今もミュージカル『刀剣乱舞』を中心で支える牧島が、いずれも待望の帝劇初登場となる。(modelpress編集部)

◆キャストコメント

・信役:三浦宏規

帝国劇場で『キングダム』が舞台になります。その初演の信役を演じさせて頂きます。信の熱さ、そして政や漂とのかけがえのない友情を皆様にしっかりと感じて頂けるように演出の山田和也さんをはじめ、とても信頼している高野洸くん、素晴らしいスタッフキャストの皆さまと一緒にこの作品を創っていけることに今からとても楽しみです。

・信役:高野洸

初めて帝劇に立たせて頂きます。多くの読者の皆さんが愛する『キングダム』の初舞台化、そして僕は信の役ということでとても恐れ多いのですが、信と同じような気持ちで、歴史に名を刻む覚悟でやりたいなと思っています。一人の少年が、やがて中華統一を果たしていく、その第一章の部分を、帝国劇場の舞台でやるということで今から準備をしていきたいと思っております。そして信役をダブルで演じる三浦宏規は、信頼していますし、一緒に頑張っていけるような仲なので今からとても楽しみです。『キングダム』初演を成功させたいと思います。

・嬴政/漂役:小関裕太

このたび『キングダム』が帝国劇場で初めて舞台化されることになり、僕は政・漂役を演じさせて頂くことになりました。春秋戦国時代を生き抜いた人々を描いているこの作品、時代は違えど、なんとなく舞台と共通している部分がある気がします。同じ戦場で戦う中で、心の中で横一列になって手をつないで一つの目的に向かっていくのは舞台と通じるのではないかと思います。物語と同じようにキャスト同士激を飛ばしあいながら、自分を鼓舞しながら、素晴らしい作品というゴールに向かって突き進んでいきたいと思っています。

・嬴政/漂役:牧島輝

舞台『キングダム』の政・漂役で初めて帝国劇場に出演させて頂きます。僕は漫画から入ったのですが、漫画の1巻のスタートが、信が大将軍になっているところから始まり、政も始皇帝になることが決まっている。どうなるのかが分かっているのに、こんなにワクワクできる、素晴らしい作品です。政の役は大好きですけれど、この政なら始皇帝になれそうだな、という希望を皆さんに感じ取ってもらえるように立派に演じていきたいと思っています。

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