映画「東京喰種」主演の窪田正孝、“新・実写化俳優”として頭角 何にでもハマる!カメレオンぶりで抜てき続く


【窪田正孝/モデルプレス=6月24日】石田スイ氏の人気コミックを実写化した映画『東京喰種』(2017年夏公開)の主演・金木研(カネキ)役を、俳優の窪田正孝が演じることが発表された。原作は、2011年から週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載され、累計1800万部を記録。2014年にアニメ化、2015年からは舞台化、ゲーム化など様々なメディアに展開する人気作。つい先日、実写化決定のニュースが発表された際には、主人公の配役を巡ってネットが大きくざわついていたが、今回窪田が抜てき。窪田と言えば、2015年ドラマ版「デスノート」(日本テレビ系) で主人公・夜神月を熱演し、絶賛を浴びたことも記憶に新しく、実写化作品で存在感を見せる藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、本郷奏多らに続く、“新・実写化俳優”として頭角を現し始めている。

実写版「東京喰種」の主演に決定した窪田正孝(C)モデルプレス
実写版「東京喰種」の主演に決定した窪田正孝(C)モデルプレス
窪田正孝(C)モデルプレス
窪田正孝(C)モデルプレス
『東京喰種』は、人を喰らう怪人“喰種(グール)”が跋扈する東京が舞台。喰種に半分変化してしまったカネキが悲しみや葛藤を抱きながら、あるべき世界を模索する姿が描かれる。

監督は多数のTV-CMやミュージックビデオ、ショートフィルムを手がけ、海外で多数受賞歴のある萩原健太郎氏。ヒロイン・霧嶋董香(トーカ)役には清水富美加を迎え、残酷ながらも美しい世界を映し出す。

◆母の勧めで芸能界入り

窪田は16歳の頃、母の勧めで受けたオーディションに合格し、芸能界入り。2006年4月、深夜ドラマ「チェケラッチョ!! in TOKYO」(フジテレビ系)で主演に抜てきされ、連続ドラマに初出演した。

2013年、若い女性から支持を集める青木琴美氏の人気コミックを実写化した映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で、主人公とライバル関係になる篠原心也役を好演。同作では、原作再現度の高さでも話題を集め、その勢いのままに、2014年NHK連続テレビ小説「花子とアン」で知名度が急上昇。そして、ドラマ版「デスノート」へと繋がっていく。

◆カメレオンぶりがすごい!「デスノート」で圧倒的演技

窪田正孝(C)モデルプレス
窪田正孝(C)モデルプレス
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のクールなベーシスト、「花子とアン」の健気な幼馴染、「デスノート」の狂気に囚われていく主人公、と今回並べた作品だけでも、時代背景や作品の毛色問わず、何にでもハマるカメレオンぶりがすごい。特に「デスノート」の最終回では、原作に登場した台詞を完全再現し、鬼気迫る演技で圧倒的な存在感を見せつけた。

また、6月18日に公開となった、映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』(Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔とW主演)は惣領冬実氏の少女漫画が原作。そこでは、闇を抱えた青年を怖いほどに美しく演じており、繊細な感情を巧みに表現する演技力をいかんなく発揮している。

◆『東京喰種』原作者・石田スイ氏も太鼓判「イメージぴったり」

今回、主演に抜てきされた『東京喰種』も、多くの原作ファンを持つ作品とあって「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがある」と反響の大きさを肌で感じている様子の窪田。

原作の石田氏からは「『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿」と太鼓判を押されているが、「有り難すぎるお言葉に気持ちが救われました。ただ実際は自分もビビっているのが本音です」とプレッシャーを正直に告白し「いち原作ファンとして。石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精一杯作り上げて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します」と気を引き締めるように、意気込みを語っている。

今度はどんな演技で、スクリーンを彩るのか…“新・実写化俳優”の快進撃に期待だ。(modelpress編集部)

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