【伊藤英明・木村佳乃／モデルプレス＝6月14日】関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「僕のヤバイ妻」（毎週火曜 後10：00）の最終話が、14日に放送される。同ドラマは“妻に翻弄され、もがく夫”望月幸平を伊藤英明が、“美しくも恐ろしい妻”真理亜を木村佳乃が演じる心理サスペンス。最終話では、拘束されている瀕死の真理亜と何も気づいていない幸平が、いったいどんな結末を迎えるのかに話題が集まっている。夫婦だけでなく、愛人、隣人たちの欲望を巻き込み、争奪戦が繰り広げられた2億円の行方も明らかになる。

幸平（伊藤）の不倫をきっかけに、木村佳乃演じる美しく完璧な真理亜（木村）が次第に狂い、夫に復讐していく様は「怖すぎる」「演技力が凄すぎてヤバイ」と“木村の怪演”と呼ばれるほど、話題となり二転三転する予測不能なストーリーも“ヤバすぎる”と評されており、早くもネット上では“真理亜ロス”と話題になっている。

◆木村佳乃「血糊や注射器に目がランランとして楽しんじゃう」

妻・真理亜を演じた木村は「インパクトの強い役で、お買い物先でもよく声をかけられました。私は大のホラー好きなので、血糊や注射器に目がランランとして楽しんじゃう傾向が（笑）。大変楽しく演じさせていただきました」と振り返った。

主人公・幸平を演じた伊藤は、6月10日の深夜に一人のシーンでクランクアップを迎え「いろんなことがありましたが、振り返ってみると楽しいことだらけ。監督とスタッフのおかげでやってこられたと思うし、プロデューサーの愛情がこの作品をいい方向に導いてくれました。心から感謝しています」とコメント。

その時、伊藤英明演じる幸平に取り調べもした刑事役の佐藤隆太と浅香航大がサプライズ登場。2人は前日にクランクアップしていたにも関わらず、伊藤をねぎらいに現れ「え？なんでいるの？！」と驚きながらもうれしそうに微笑む伊藤は、「僕は昨日聞いてないから、隆太、ここであいさつしてよ（笑）」と無茶を言った。サスペンスドラマだが撮影以外では最後の最後まで和気あいあいとした現場であった。

◆制作するプロデューサーの豊福陽子氏「予想を必ず裏切るラストをご用意しています」

ドラマ公式Twitterでは、最終話に向け視聴者がドラマの結末を予想する投票形式のクイズを実施中。クイズの内容は「2億円は誰の手に？」、「幸平VS真理亜、最後に笑うのはどっち？」「ドラマの最後をかざる言葉とは？」の3種類。クイズはそれぞれ4択性。投票に参加すると皆の予想結果を見ることができ、ドラマの結末を予想し合う事が出来る。

現状、「2億は誰の手にする」のは望月幸平or真理亜で、「最後に笑うの」は真理亜、「最後の言葉」は“あなたって本当にバカね”というのが大方の予想だが、制作するプロデューサーの豊福陽子氏は「ヤバ妻ファンの予想を必ず裏切るラストをご用意しています。最後の1分まで気を抜かずに見てください！」と語り、最終回は衝撃的な幕切れになる事を示唆した。

そのほか、ヤバ妻では初回から毎週OAと同時に見どころやウラ話をツイートするリアルタイムツイートを実施してきたが、最終回は出演者からも今だから話せる本音や裏話といった、最終回ならではの“生の声”をリアルタイムでツイートしていく。SNSでの数々の仕掛けによって、最終回はネット上でも盛り上げていく。（modelpress編集部）

■「僕のヤバイ妻」第9話あらすじ

杏南（相武紗季）殺しをネタに脅迫状を送ってきたのが有希（キムラ緑子）だと気付き、有希のもとを訪ねた真理亜（木村）。しかし、真理亜から緒方（眞島秀和）を殺したこと、和樹（高橋一生）がレンタル夫で二人が偽者夫婦であることを突きつけられ逆上する有希。真理亜は有希に刺され、瀕死の重傷を負う。

真理亜の依頼で杏南に死んだフリをさせたことが幸平（伊藤）にバレてしまった今、「幸平が自分を助けに来ることなど、もはやありえないだろう」と朦朧とした意識の中で真理亜は、あきらめたように悲しい笑みを浮かべる。

その頃、自宅で「真理亜を誘拐した」という新たな脅迫状を見つけた幸平は、真理亜が再び狂言で自分を騙そうとしているのだと邪推し、怒りに震えていた。しかし、望月家に侵入した和樹（高橋）からナイフを突きつけられ、真理亜の命と引き換えに2億円を出せと脅される。幸平は、半信半疑のまま和樹に車の中にある2億円を渡すため、ガレージへと連れて行くが、なぜか車から2億円が消えていた。

一方、木暮（佐々木蔵之介）の元には真理亜から荷物が届く。そこに書かれていたメッセージに胸騒ぎを覚えた木暮は、ついにある行動に出る。