土屋太鳳“芝居に向いていないかもしれない”「精一杯になっちゃう瞬間がある」救われた言葉とは<優しい音楽>


【モデルプレス=2022/01/07】女優の土屋太鳳が6日、新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(テレビ東京/1月7日よる8時~)オンライン記者会見に出席。共演した永山絢斗からの言葉に救われたことを明かした。

永山絢斗、土屋太鳳、仲村トオル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
永山絢斗、土屋太鳳、仲村トオル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
◆土屋太鳳、ピアノ挑戦

土屋太鳳、永山絢斗「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
土屋太鳳、永山絢斗「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
本作は、北鎌倉の洋館で家族と暮らす女子大生・鈴木千波(土屋)が、江ノ電の駅で永居タケル(永山)と出会ったことをきっかけに巻き起こるドラマを描く。この日は土屋と永山のほか、共演した仲村トオル、そして若松節朗監督も参加していた。

仲村トオル、土屋太鳳、永山絢斗、若松節朗監督「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
仲村トオル、土屋太鳳、永山絢斗、若松節朗監督「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
テレビ東京初主演となる土屋は、昨年の26日に終えたばかりという撮影について「『優しい音楽』というタイトルですけども、本当にそのまま、優しい現場でした。監督はすごく寄り添ってくださる優しさで。絢斗さんは、ちょっとスパイスのような優しさで(笑)。トオルさんは、私がセリフで『これ大丈夫かな?ちょっと言いづらいかな』って思ったときに『その言いづらさを楽しむといいんだよって、昔教わったんだよ』っていうことを教えてくださったり。(安田)成美さんもすごく優しくて。とても深い、優しい海のような現場でした」と笑顔。

土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
撮影でこだわった点に話が及ぶと、土屋は「音楽を撮る場面というのは、やはり丁寧に撮っていただいたなと感じていて。ただ、ピアノって持ち運べないんですよね。大きくて。なので、撮影中とかも、本当は練習したいんだけどできないっていうときに、母が、鍵盤だけの、ちょっとだけ分厚い、持ち運び(ピアノ)を買ってくれて。それで、車の中で弾いたりとかして」と回想。

また土屋は「私自身としてピアノを弾くことは、たまにはあったんですけど、役として弾くっていうのが、初めてだったので…アニメで言うと、キャラクターが歌うとキャラソンになるじゃないですか。私は、キャラクターを演じながら演奏なので…何を言いたかったんだろう?」と言葉に迷って照れ笑いを見せつつ「キャラ演奏的な、ちょっと難しい感じに、感じました。なので、ピアノのシーンはプレッシャーはあったんですけれども、心の中ではすごく大切にこだわった部分かなと思います」とも語った。

永山絢斗、土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
永山絢斗、土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
ピアノをもともと習っていたのか質問されると、土屋は「習ったことはないんですけど、家にピアノがあって。それを小さい頃から弾いていたので、なんとなく、鍵盤の感じはありました」とコメント。そんな土屋が演奏したのは、世界三大ピアノ(※一般的には、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーの3ブランドを指す)のうちの1つだったそうで「あのピアノは、すごく響いて。ただものじゃないな感が(笑)」と発言。「ただものじゃないものを用意した」という若松監督の言葉には「ただものじゃありませんでした(笑)」と返していた。

◆土屋太鳳、永山絢斗からの言葉に救われる

永山絢斗、土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
永山絢斗、土屋太鳳「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
撮影中、自分が芝居に向いていないかもしれないと永山に話したことに話題が及ぶと、土屋は「いろいろなシーンに挑戦していくと『これで合ってるのかな?』というか『向いてないかも』みたいな、思うときもあるんですよね。それとの闘いでもあるし、それを絢斗さんに、坂のシーンの時に。覚えてらっしゃるかわかんないですけど、監督と絢斗さんが、自然なお芝居について話していて」と回顧。

「その時にふと、自分はどうなんだろうな?って思ったときに、絢斗さんにぽろっと言ったときに『それくらいがちょうどいいんだよ』って」と土屋がやり取りを明かすと、永山は「なんて生意気なことを言うんでしょう(笑)。向いてますよ。本当に。俺が向いてないんですから」と照れ笑い。土屋は「ホッとするといいますか。千波がホッとする気持ちと、私が絢斗さんの隣でいさせていただいてホッとする気持ちっていうのが、重なったなという風な瞬間でした」と笑顔を見せていた。

永山絢斗「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
永山絢斗「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(C)テレビ東京
そんな土屋と永山は、和気あいあいと撮影に臨んでいたそうで、土屋は家族の話をしたことや、本やDVDを贈られたことに触れ「仕事をしていると、目の前の役に精一杯になっちゃう瞬間があって。そういう時に、そういうものをいただいたときに、自分の中で新しい空気が流れたので。それはすごくありがたかったなって思います」と感謝。

これを受けた永山は「僕の方が本当に感謝していまして。毎日、太鳳ちゃんの、溌剌とした笑顔と『おはようございます!』っていう声で、始まっていく感じが、本当に毎日心地よくてですね…優しい音楽でした(笑)」と土屋との共演を楽しんだ様子だった。(modelpress編集部)



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