嵐・大野智、本格アクションに初挑戦「新しい自分を出せる」<コメント到着>


【大野智/モデルプレス=5月31日】嵐の大野智が、時代劇映画で初主演を務めることが31日、明らかになった。「のぼうの城」「村上海賊の娘」などで注目を浴びる和田竜氏の発行部数50万部を記録した著書を実写化した「忍びの国」(2017年夏公開)で、本格的なアクションにも初めて挑戦する。

大野智が本格化アクションに初挑戦/映画「忍びの国」(2017年夏公開)ロゴ(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会(C)2008 和田竜/新潮社
大野智が本格化アクションに初挑戦/映画「忍びの国」(2017年夏公開)ロゴ(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会(C)2008 和田竜/新潮社
◆大野智「新しい自分を出せるようチャレンジ」

大野が演じるのは、普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だが、“史上最強”の忍び・無門。決してカッコイイだけのヒーローではなく、どこか常人よりもヌケているが、いざとなったら超人的な力を発揮する振り幅の広いキャラクターを務める。

現在放送中の日本テレビ系ドラマ「世界一難しい恋」で、変人若社長役として初めてラブコメディに挑戦している大野は、「今演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!」と新境地へ気合十分。

原作者であり、脚本も担当する和田氏からは「大野さんはお会いしたことはないのですが、聞くところによると変わり者のような人らしく、原作の主人公も変わり者なので、そこのところをうまくやってくださるんじゃないかと思っています」と期待を寄せられた。

◆大野智の「得体の知れなさ」に期待

同作でメガホンをとるのは、「映画 怪物くん」(2011)で大野と共演した中村義洋監督。大野と主人公・無門は「予想外、規格外なところ、何を考えているのかわからない面白さ」が似ているといい、「大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないかと思います。勝手に期待しているところがあって、ただでさえ面白いのに、僕やスタッフが想像できないところまでいってくれるんじゃないかという気がします」と信頼。

対して大野も「久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!」と熱意をあらわにした。

映画「忍びの国」(2017年夏公開)ロゴ(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会(C)2008 和田竜/新潮社
映画「忍びの国」(2017年夏公開)ロゴ(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会(C)2008 和田竜/新潮社
◆合戦シーンは「見たことのないものに」

天下統一に向けひた走っていた織田信長が唯一手出しすることを禁じた国・伊賀に、次男・信雄が父の命に背いて侵攻していく様を描いた同作。伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者・無門、伊賀十二評定の重鎮・百地三太夫ら伊賀忍び軍団と織田軍が、様々な思惑が入り乱れるなかで、壮絶な大合戦に突き進んでいく。

中村監督は、原作の魅力を「今までのどの忍者の世界とも違う、新しい世界であり、自由な感じでありながら、本当はきっとこうだったんだろうな、と思えるところ」とアピール。合戦シーンについては「見たことのないものになると思います。今までと全然違うと思います」と胸を張り、「(アクションは)吹き替えはあまり考えていません。忍術とは本当はどんなだったんだろうな、というのをやる。妖術にはしません」と構想も明かした。(modelpress編集部)

■映画「忍びの国」ストーリー
織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れた族ども。伊賀・忍び軍団――。

彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。虎狼の族と呼ばれていた。

そんな忍びの一人、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に嫁ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年九月、信長の次男・織田信雄は、父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をした。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった日置大膳、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・百地三太夫と下山甲斐、そして忍びたち…。

様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく…。

■大野智コメント
この度、映画では初の時代劇『忍びの国』で主演させて頂くことになりました。史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、アクションや格闘のシーンがたくさん出てきますが、久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!今演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!

■中村義洋監督コメント
(主人公と大野は)予想外、規格外なところ、何を考えているのかわからない面白さが、似ていると思います。大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないかと思います。勝手に期待しているところがあって、ただでさえ面白いのに、僕やスタッフが想像できないところまでいってくれるんじゃないかという気がします。

(原作の魅力は)自由さ。今までのどの忍者の世界とも違う、新しい世界であり、自由な感じでありながら、本当はきっとこうだったんだろうな、と思えるところが、(この原作の)一番の魅力だと思います。

(合戦のシーンは)見たことのないものになると思います。今までと全然違うと思います。(アクションは)吹き替えはあまり考えていません。忍術とは本当はどんなだったんだろうな、というのをやる。妖術にはしません。
伊賀の国は実際記録が残っていて、半分は百姓などをしながら諜報活動をしている。その伊賀が攻められたらどうなるか。頭脳戦が繰り広げられる、みたいな面白さがある。スパイなんです。逃げたり隠れたりというのに長けた忍びたちが、自分たちの国を攻められたらどうするか?というお話です。

■和田竜氏コメント
脚本を書き始めて足かけ11年。中村監督のようなすごく優秀な監督と、大野さんのような大スターが出てくれるというのは、すごくありがたいなと感じています。大野さんはお会いしたことはないのですが、聞くところによると変わり者のような人らしく、原作の主人公も変わり者なので、そこのところをうまくやってくださるんじゃないかと思っています。

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