ムロツヨシ、映画監督に猛アピールでメインキャスト掴み取る “暗黒時代”も回顧


【モデルプレス=2021/09/13】俳優のムロツヨシが、12日放送のMBS・TBS系「日曜日の初耳学」(毎週日曜よる10時 ※この日は10時15分~)に出演。長く芽が出ない時代を変革させたムロ流成功術について明かした。

ムロツヨシ(C)モデルプレス
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◆ムロツヨシ、挫折の過去明かす

東京理科大に入学するもすぐに退学し、役者を目指すことにしたというムロ。養成所に通っていた当時の自身を「夢見たら絶対叶う(と信じる)側の人間」で、「どっかで見つけられて『お前いいよ、ここ立って』って言われるもの」だと待ちの姿勢だったと振り返った。

ムロツヨシ(C)モデルプレス
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その一方で「見つけてもらえない」状況が続いたムロは、意を決して劇場を借り脚本から書いた90分の一人芝居に挑戦。しかし、満席にするも来てくれたのは知り合いばかりだった。

観客たちがまるで耐え忍ぶかのようにしている様子を目にし「来てもらうという恐怖」を感じたことから、芝居をすることだけでなく、映画やドラマを見ることすらできなくなってしまったのだという。

◆ムロツヨシ、自問自答でたどり着いた答えとは

ムロツヨシ(C)モデルプレス
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ちょうど彼女に振られたタイミングもあり、26歳だったというこのときには「誰も俺を見ていない」「役者としては無理だ」と思いつめたそう。しかし自身にもう1度「どうしますか、(役者を)やめますか」と自問自答し出た答えはノー。「今までのやり方がだめだっていう結果を受け止めたのが、暗黒時代の最後」と振り返った。

そのを転機として、「誰かに見つけられる」待ちの姿勢をやめたムロ。それまでとは打って変わって「『ムロツヨシです』と連呼しました。『僕のこと知って下さい、僕を出して下さい!ムロツヨシです』って」と、猛烈なアピール攻めの姿勢に転換したと告白した。

◆ムロツヨシ、映画監督にも猛アピール

ムロツヨシ(C)モデルプレス
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名前を覚えてもらうと、「そういえばアイツいたな」と配役の候補に入るようになり、舞台が決まるように。さらには舞台を見に来ていたお客さんの中に「踊る大捜査線」シリーズで有名な本広克行監督を見つけると、隣に座り込んで「出して下さい」と猛アピール。

その結果同監督の映画「サマータイムマシン・ブルース」(2005年)のメインキャラクターの1人として起用され、それをきっかけに様々な作品へ出演するようになったことが明かされた。(modelpress編集部)

情報:MBS・TBS


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