松下洸平&井浦新、吉高由里子主演「最愛」出演決定


【モデルプレス=2021/08/26】俳優の松下洸平と井浦新が、女優の吉高由里子が主演を務める10月スタートのTBS系金曜ドラマ『最愛』(毎週金曜よる10時~)に出演することが決定した。

松下洸平、井浦新(C)TBS
松下洸平、井浦新(C)TBS
◆吉高由里子主演「最愛」

本作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

このたび、吉高が演じる気鋭の実業家・真田梨央(さなだ・りお)に深く関わる2名のキャストが決定。事件の真相を追う捜査一課の刑事で、梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝(みやざき・だいき)役に松下。梨央の会社の法務部に所属する弁護士で、あらゆる手段を使って彼女を守る加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)役を井浦が務める。正義感が強くひたむきな刑事と、清濁併せ呑む弁護士という正反対の2人が、1人の女性とどう向き合い、そしてどのように事件の真相に迫っていくのか。

◆松下洸平、吉高由里子演じる梨央の“最愛の人”に

松下は、2018年の舞台「母と暮せば」の演技により第73回文化庁芸術祭の演劇部門新人賞を受賞。さらに同作とミュージカル「スリル・ミー」では第26回読売演劇大賞にて優秀男優賞および杉村春子賞を受賞し、2019年度後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』では主人公の相手役を好演し注目を浴びた。そして2020年にゲスト出演した金曜ドラマ『MIU404』では殺人犯の内面を見事に表現し、SNSなどで反響を呼んだ。2008年からシンガーソングライターとしても活動している。

そんな松下が本作で演じる宮崎大輝は、正義感が強く真面目で心優しい刑事。大学時代は陸上部のエースで、梨央の父親が寮夫をする陸上部の寮に住んでいた。高校生の梨央の初恋の相手であり、大輝もまた彼女に好意を寄せていた。その後、寮内で起きた事件と梨央の大学進学を機に離れ離れになるが、15年ぶりに再会。時代を牽引する実業家となり、15年前とは別人のような振る舞いの梨央に戸惑いを覚えながらも、再び惹かれていく。同時に、彼女が連続殺人事件の重要参考人で、自分がその担当刑事という葛藤を抱える役どころである。

出演が決まり、松下は「このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原(あゆ子)監督と新井(順子)プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、『またご一緒できるように頑張らないとな』と思っている中でお声がけをいただいたので、『えっ!?』と一瞬時が止まってしまいました」と驚いたという。

◆井浦新、梨央を命懸けで守る弁護士役

井浦は、2018年1月期の金曜ドラマ『アンナチュラル』以来のTBSドラマへの出演。『アンナチュラル』では恋人を殺された法医解剖医を演じ、荒々しさと繊細さを併せ持つ謎めいたキャラクターで最後まで見る者を惹きつけた。俳優として数多くのテレビドラマや映画で活躍する一方、芸術や伝統工芸などに造詣が深いことでも知られている。

本作で井浦が演じる加瀬賢一郎は、梨央が代表取締役を務める「真田ウェルネス」の法務部に所属し、真田グループの“番犬”として真田家と会社を守る弁護士。頭の回転が速く論理的な人物だが、どこか不器用で人間味ある表情や気遣いを見せる。幼い頃に両親を亡くしながらも、東大法学部を首席で卒業した努力の人でもある。弁護士として梨央を常にサポートし、梨央もそんな加瀬に信頼をおいている。やがて梨央に心を寄せるようになり、警察や世間から疑惑の目を向けられる彼女を自身のすべてを懸けて守り抜こうとする。

台本を読んだ井浦は「この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています」と紹介した。

立場の違う2人の男性が、1人の女性をめぐりどう対峙していくかは大きな見どころだ。(modelpress編集部)

「最愛」(C)TBS
「最愛」(C)TBS
◆松下洸平コメント

このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、「またご一緒できるように頑張らないとな」と思っている中でお声がけをいただいたので、「えっ!?」と一瞬時が止まってしまいました。

『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。

そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)。

◆井浦新コメント

新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は『アンナチュラル』以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほど経っているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました。

台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。「ここまで人物を掘り下げているのか」「このあとどうなっていくんだろう」と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!?と必然的に2話を早く観たくなるようになっています。塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさが溢れてきます。あと、新井Pが後ろの方からジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑)。

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