セカオワFukase、菅田将暉からのサプライズに感動「じ~んと来ちゃった」


【モデルプレス=2021/06/22】SEKAI NO OWARI・Fukaseが22日、都内で行われた映画『キャラクター』公開記念舞台挨拶に永井聡監督とともに出席。殺人鬼役を演じた反響を明かした。

Fukase(C)モデルプレス
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同作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント。

◆Fukase、菅田将暉ら不在の登壇に「ついに1人に」

Fukase(C)モデルプレス
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この日は、主人公・山城を演じた菅田将暉らは出席せず、キャストはFukaseとだけが登壇する形となったが、あいさつのマイクを持ったFukaseは、「(イベントで)ついに1人になってしまいました。これは僕だけが暇だったということじゃないですよね?」とポツリ。永井監督は「暇だったんだと思います」と笑いを誘った。

殺人鬼役で俳優デビューを飾ったFukaseだが、反響を尋ねられると、自身の母親から聞いた話として、「映画を観終わった父が家中の戸締りを確認していた」と紹介。「息子だぜ、と思いました」と笑いを取りつつも、「父が戸締りをしようと思う怖さを出せたというのは頑張ったかもしれないですね」と声を弾ませた。

Fukase(C)モデルプレス
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永井監督の元にも多くの反響の声が届いているそう。「『Fukase君が怖い』、『Fukase君はどんな感じなんだ?ああいう感じなのか?』とよく聞かれます」と明かした。Fukaseも、「すごく言われます。友達は僕のことを知っているのですが、評論家の方たちが『これはもしかして地なのでは?』とか言うんです。ここでハッキリ言っておきます。演技です!」と熱弁。「1年半練習しました。普段は虫も殺さぬような性格をしています。そこをハッキリ言っておかないと。本当にこんな風評被害が出るとは思っていませんでした」と続けて会場を沸かせた。

◆Fukase、菅田将暉の手紙に感動「いいとこ持ってくな」

Fukase、永井聡監督(C)モデルプレス
Fukase、永井聡監督(C)モデルプレス
撮影の様子が話題にあがると、永井監督は「菅田君に聞いたら、Fukase君はアクションも、それこそお芝居も初めてなので、遠慮なしに来るんですって」といい、経験を積んだ俳優ならケガを避けるためにも全力でぶつかることはなくアクションシーンでも8割ほどの力で臨むことを説明。「Fukase君はケガとか考えずに思いっきり来るので、菅田君も『本気で行けた』って。だからすごく迫力があって、アクション部の人たちはすごくFukase君を褒めていました」とエピソードを披露。

Fukase(C)モデルプレス
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Fukaseは「菅田君に『どのくらいでやるんですか?』って聞いたんですよ。そうしたら、『全力で来てください』って言われたから、『じゃあ、全力でやってやろう!』と思って、やってやりました。普通は8割くらいだってことを今、知りました」と振り返った。

Fukase(C)モデルプレス
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イベントでは、そんな菅田が書いたFukaseへの手紙がサプライズで読み上げられた。Fukaseは「来ればよかったのに。いつも思うんですが、忙しいんでしょうね、ドラマとかもあって」と口にしていたが、菅田の記した「僕は間違いなく、映画『キャラクター』はFukaseさんの映画だと思っています。出演してくださり本当にありがとうございました」などの言葉に触れ、感動を隠せない様子。「来てねーのに、いいとこ持ってくな(笑)。本当にありがとうございます」、「じ~んと来ちゃった」などと言葉にしていた。(modelpress編集部)

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