宮沢氷魚・山田裕貴ら、黒島結菜ヒロイン朝ドラ「ちむどんどん」新たな出演者発表


【モデルプレス=2021/06/08】女優の黒島結菜がヒロインを務める2022年前期のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の新たな出演者が8日、発表された。

(左上から時計回りに)宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘、片桐はいり、戸次重幸、川田広樹、あめくみちこ、きゃんひとみ、渡辺大知、石丸謙二郎(提供写真)
(左上から時計回りに)宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘、片桐はいり、戸次重幸、川田広樹、あめくみちこ、きゃんひとみ、渡辺大知、石丸謙二郎(提供写真)
◆黒島結菜ヒロイン「ちむどんどん」

タイトルの「ちむどんどん」は、沖縄のことばでチム(肝=心胸・心)が高鳴る様子を表し、前むきで肯定感に満ちた、わくわく感、という意味合いで沖縄では若者たちまで知られている有名なことば。

ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、支えあう兄妹たち。“朝ドラ”第106作となる本作は、個性豊かな沖縄四兄弟の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな50年の物語。羽原大介氏の脚本によるオリジナル作品。

◆宮沢氷魚・山田裕貴ら新たな出演者発表

今回発表されたのは、黒島演じるヒロイン・暢子が沖縄で出会う人々。

東京からやってきた家族の友人・青柳和彦を宮沢氷魚、川口春奈演じる姉・良子の友人で教員仲間・石川博夫を山田裕貴、兄妹の幼馴染の村の豆腐店の息子・砂川智を前田公輝(初)、村で一軒だけの店、共同売店を取り仕切る前田善一を山路和弘、上白石萌歌演じる妹・歌子を導く音楽教師・下地響子を片桐はいり、比嘉家の面倒を見る暢子の大叔父・比嘉賢吉を石丸謙二郎、川口演じる良子に熱く片思いするお坊ちゃん・喜納金吾を渡辺大知、新垣のおばぁをきゃんひとみ(初)、安室のおばぁをあめくみちこ、兄妹の青春を見守るサンセットバーガーのマスターを川田広樹、沖縄を愛する民俗学者で和彦の父・青柳史彦を戸次重幸が演じる。(※(初)は連続テレビ小説初出演)

『ちむどんどん』は2022年春放送、2021年秋ごろクランクイン予定。(modelpress編集部)

◆宮沢氷魚コメント

宮沢氷魚(提供写真)
宮沢氷魚(提供写真)
青柳和彦を演じさせていただくと初めて知ったときに、自分にすごく近いものを感じました。僕は生まれがアメリカで、生後すぐに日本での生活が始まりました。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、近所の子どもたちや、環境に馴染めない経験もあります。新しい環境に馴染む難しさを知っているからこそ和彦の気持ちはとても理解できます。だからこそ自分から何かを発信したいという気持ちもあります。和彦が大人になり新聞記者になったのもそういう想いがあったからだと感じています。過去の自分、そして成長した僕自身を参考することによって、より和彦という人物に深みを生み出せたらいいなと思っています。

◆山田裕貴コメント

山田裕貴(提供写真)
山田裕貴(提供写真)
親のプレッシャー、これには自分も重ねつつ(笑)だからこそ、お芝居ではなく役を生きることができると思うし戦後の60年代、70年代のまだ家柄や、家族の関係に上下がある時代、その中でどう生き抜いていくかがこの男の見どころなのかと。人間が生きていく中で人と人、この関係性に対して、深く考えられる役になるのかと思います。

◆前田公輝コメント

前田公輝(提供写真)
前田公輝(提供写真)
僕が演じる砂川智は、「家族のために尽くして働く、恋愛に不器用な男」です。僕自身、いつも家族への感謝を念頭に置いて仕事をしていること、そして恋愛ドラマの経験が多い方ではないことなどもあり、共通点の多い役柄だと感じています。役者として、1人の人物の長い歳月を演じさせていただくというのは初めての経験なので、生き方も恋愛も、智と共に成長していけるよう、役に寄り添いながら奮闘していきたいと思います!まずは、豆腐のことを勉強します。

◆山路和弘コメント

山路和弘(提供写真)
山路和弘(提供写真)
「沖縄やんばる地方の前田善一」。これだけで「絶対イイ人」なんだろうなと想像できる。恥ずかしながら、この私、四十何年ほぼ悪役人生。20年程前たった一度、舞台で終戦直後の長崎でキリスト教の布教に携わる正真正銘の善人を演じた折、全く役に近付けずお手上げ。夜中の雨の六本木の路地裏で座り込み、天に向かって呟いた。「神よ…」。油汗滲む恥ずかしい思い出。折角与えて頂いた善人。「あきさみよー神様、助けてくぃみそーれー!」となりません様。脚本も知らぬのに、勝手に善人と決め、おもいをめぐらせています。

◆片桐はいりコメント

片桐はいり(提供写真)
片桐はいり(提供写真)
音楽を愛するあまり、時に思いがあふれてとんでもないことになる、という姉妹の高校の音楽教師の役をいただきました。「北風」と「太陽」をいっしょくたにしたような先生にできないかしら、と今は夢想しています。

◆石丸謙二郎コメント

石丸謙二郎(提供写真)
石丸謙二郎(提供写真)
20数年前から、沖縄本島や八重山諸島の島々に毎年通いつめ、海に潜ったり、自転車で島めぐりをしたり、釣りをしたりと、楽しんでいます。サトウキビ刈りの手伝いで、連日汗をかいたこともありました。こんな大変なことをしている方たちのおかげで泡盛が呑めるのかと、こうべをたれたこともあります。お墓の周りで唄い踊る島人の笑顔が大好きです。きびしい自然と政治のはざまで、明るさだけは失わないシマンチュの誇りが伝えられればと思います。

◆渡辺大知コメント

渡辺大知(提供写真)
渡辺大知(提供写真)
喜納金吾は明るく優しいムードメーカーで、好きな人へもガンガンアプローチしていく熱い男です。真っ直ぐすぎて「バカだなぁ」と思っちゃうくらいなんですが、なんだか憎めないやつ。自分がもし先輩だったら可愛がりたくなるようなキャラクターに出来たらなと思います。今は緊張もありますが、『ちむどんどん』の世界をとことん楽しみたいと思います。

◆きゃんひとみコメント

きゃんひとみ(提供写真)
きゃんひとみ(提供写真)
一番喜んでくれたのは、沖縄の母ちゃんでした。この発表があるまで、「本当に大丈夫なの?」と何度も電話が(笑)「お前の年になってもまだ仕事があるのか」と言っていた父ちゃんが、どんなにか天国で喜んでいるかと。この発表を見て、母ちゃんはカチャーシーを踊っていることでしょう。女手一つで公設市場で果物を売って家族を養ってきた父ちゃんの母ちゃん(おばぁ)。玄孫の面倒までみて101歳で旅立った母ちゃんの母ちゃん(おばぁ)を思い出しながら、大事に新垣のおばぁを演じます!

◆あめくみちこコメント

あめくみちこ(提供写真)
あめくみちこ(提供写真)
私の父方の祖母ミツおばあさんは、沖縄の興南高校が甲子園で初めてベスト4に進出した年に、テレビ観戦しながら応援に熱中するあまり、なんと倒れて病院に運ばれたことがあるそうです。なんという地元!!勝ち進む興南高校球児の勇姿にミツおばあさんは本当にちむどんどんしたのでしようね~。私にもそのおばぁの熱い血が流れています!今回沖縄のおばぁの役をいただいたこと、それはもう私にとって運命に違いないのです!

◆川田広樹コメント

川田広樹(提供写真)
川田広樹(提供写真)
僕たち復帰っ子も来年復帰50年に向けて、活動をしていけたらと考えていたところなので、オファーをいただいたときに運命を感じました!久しぶりの朝ドラ出演、めちゃめちゃ嬉しかったです!復帰50年を盛り上げるために全力で挑みますので、よろしくお願いいたします。

◆戸次重幸コメント

戸次重幸(提供写真)
戸次重幸(提供写真)
民俗学者という役ですが、がさつな性格の私が、繊細であろう学者という人間を表現するということに、役者ならではの楽しみを感じております。

◆起用にあたって/制作統括・小林大児コメント

主人公・暢子にとって、上京するまでの、ふるさと沖縄での時間はかけがえのないものであり、その時期の思い出が、その頃に食べたおいしいものが、その後の人生を導くと言えます。その時期を彩る素晴らしい出演者の皆さんを発表でき、ますます、わくわくが、ちむどんどんが止まりません!放送は来春、ご期待ください!

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