【モデルプレス＝2021/06/07】最盛期（2008年）には発行40万部を記録した『小悪魔ageha』が季刊の紙媒体で復活。編集長をつとめるグラビアタレントの百瀬りえがモデルプレスの取材に応じ、復刊のコンセプトや今後の編集方針を語った。

◆初心にかえった新生『小悪魔ageha』 age嬢17人は現役夜職で構成

現役キャバクラ嬢をモデルに起用した華やかな誌面で唯一無二のジャンルを確立する『小悪魔ageha』。“全国の女のコのための美意識＆欲望BOOK”をコンセプトに掲げ、ファッションから美容、恋愛、整形事情に至るまで“age嬢”のリアルなトレンドを取り上げる。

度重なる廃刊を経て復刊に至った今回、編集長をつとめるのはSNS総フォロワー数27万人を有する22歳の現役グラビアタレント、百瀬。別媒体で約半年間、インターンとしてYouTubeの編集を担当し、そのスピード感のある仕事ぶりが評価され復刊の編集長に抜擢。当時まだ大学生だった百瀬は「モデルの年齢が自分より上になる可能性が高く、さらに夜活躍している方達なので自分が仕切れるかは不安でした」というが「半年間身近に編集長という存在を目の当たりにし、モデルの子と一緒に一つの媒体を盛り上げていくことにすごく魅力を感じました。自分の中で考えた結果、不安よりやってみたい気持ちの方が大きかったので、編集長のお話を受けさせていただく形になりました」と経緯を明かした。

復刊号はキャバ嬢はもちろん、ショーダンサーなど全国の“夜の蝶”たちをモデルに起用。ファッションやメイクだけでなく、女の子の内面にフォーカスしたドキュメンタリーなど全盛期の人気企画が完全再現された。百瀬は新生age嬢17人を紹介する巻頭特集を“推し企画”に挙げ「全盛期のagehaを完全再現しつつ、モデル自体は当時よりナチュラルで韓国トレンド嗜好になっています。新しいagehaの顔になるモデルの最高の1枚と共に、それぞれの良さやどんな子なのかが事細かに書かれているので是非読んでほしいです」とアピール。

初心にかえり、age嬢は全員現役の“夜の蝶”で構成。「インスタなどSNSで活躍している有名なキャバ嬢や、勢いのあるバーレスクからピックアップして声を掛けました。比較的年齢が若い子を選んでいるのも特徴です。今既に人気な子ももちろん良いですが、これから人気になる子、活躍していく子をagehaで生み出したいという意味でも若い子を選ばせて頂きました」と方針を明かした。

◆バースデー3000万超売り上げる現役大学生キャバ嬢「ひめか」

中でも大阪・北新地のNo.1キャバ嬢で現役大学生のひめか（20）は6ページにわたる単独企画を展開。“あざとかわいい”キャラを戦略に20歳のバースデーイベントでは3日間で3000万円超の売上げを記録した。

ひめかの魅力について百瀬は「20歳という若さで月数千万売り上げるとんでもないキャバ嬢です。スタイルが良くて可愛い子だなというのはもちろんですが、彼女はすごく頭も良いし、20歳とは思えないほどしっかりしてます。人に対する接し方も売れっ子なのに嫌味がなく、謙虚な姿勢なのもすごく好感が持てます」と紹介。「色んな企画に挑戦してくれるのですごく感謝してるし、もっと売れさせたいと思えます。本人の力で人気になっているのはもちろんですが、agehaでももっと彼女の魅力を伝えて、人気キャバ嬢、人気モデルとして活躍してほしいなと思います」と期待を込めた。

最後に、今後力を入れていきたい企画を聞くと「今はまだ始まったばかりで、“可愛い”“綺麗”は伝わっても、それぞれの本当の魅力は出ていないと思います」と百瀬。「それぞれの得意分野、性格など、個性を存分に活かした企画をもっと取り入れていきたいです」と語った。

自身もグラビアタレントとして被写体を経験しているからこそ、モデルたちの内面を深く理解し、『小悪魔ageha』ならではの等身大の企画を作り出す。次号は秋頃発刊予定。（modelpress編集部）



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