佐々木希「不安さえもワクワクに変える」新たなチャレンジに挑む心境、今思う“夢を叶える秘訣”<インタビュー>


【モデルプレス=2021/04/01】「幼少期から手芸が好きだった」と語る女優の佐々木希がNHK Eテレで放送中の「すてきにハンドメイド」(毎週木曜、よる9時30分~)の新MCに4月1日から就任する。キラキラと輝く彼女の幼少期からのエピソードなどを聞いた。<モデルプレスインタビュー>

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
◆「すてきにハンドメイド」とは

洋輔、佐々木希 (C)NHK
洋輔、佐々木希 (C)NHK
同番組は「手作りすることが大好き」という佐々木が、手芸家の洋輔氏とともに、オリジナル作品に挑戦するハンドメイド制作番組。佐々木のアイデアも取り入れながら、思わず作ってみたくなるハンドメイド作品を紹介していく。

洋輔、佐々木希 (C)NHK
洋輔、佐々木希 (C)NHK
大阪局からは、おなじみの宮川花子と奥野史子が引き続きMCとして出演。さらに時々、いまをときめく特別ゲストを迎えて、パワーアップ。テレビでも活躍するモデルから、注目の若手女優まで、暮らしを彩るアイテムをMC陣と一緒に届けていく。

◆佐々木希、ハンドメイド番組の新MCに オファーへの心境

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― まず、初めての収録を終えての感想をお聞かせ下さい。

佐々木:初めてご一緒するのに、スタッフの方やキャストの皆さんが優しくしてくださって、アットホームな現場で楽しく収録を終えることができました。

洋輔、佐々木希 (C)NHK
洋輔、佐々木希 (C)NHK
― 今回番組のMCに就任されましたが、オファーを受けた時のご感想をお聞かせいただければと思います。

佐々木:幼い頃から手作りや手芸が大好きで、母と祖母を真似てハンドメイドをしていたので、今回オファーを頂けてすごく嬉しかったです。Eテレでは初MCなのですが、いつも子どもがEテレを見て喜んでいたりするので、そんなEテレさんの番組に出演出来るなんて夢みたいです。

― 先ほど、お母様やおばあ様の真似をしたとおっしゃっていましたが、最初に作ってみようと思ったきっかけになった物は何だったのでしょうか?

佐々木:あまり覚えてはいないのですが、日頃から母と祖母がやっているのを見て、真似して、まず最初は縫物をやっていましたね。洋服のほつれたところを縫ってみたりしていたら楽しくなって、色々始めたのだと思います。

― 最初は物を作るというよりかは、直すという感じで?

佐々木:そうですね、直すところから始めていたような気がします。ほつれたらすぐに新しいのを買うのではなくて、「直してまた使う」という事を心がけていた気がします。

― 佐々木家では、割と物を長く大事に使われることが多いと。

佐々木:そうですね、母親や祖母もそういうタイプでした。「もったいないでしょ」と“直しながら上手く使う”という事を小さい頃から見ていたので、今もそういう影響はあると思います。私も穴があいたりボタンが外れたら、裁縫して自分で直していましたし、今も子どもが転んで洋服に穴があいたりするので、そこにかわいくワッペンなどを付けることで楽しんでいます。

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
◆佐々木希、幼少期には“手編みのマフラー”も

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 幼い頃からハンドメイドがお好きだったと伺いましたが、これまでに作った作品などで印象に残ったものや、今まで作った作品のレパートリーを教えて下さい。

佐々木:幼い頃はフェルトでマスコットを作ったり、小銭ケースを作ってそこに“眼鏡の刺繍”などプレゼントする相手の特徴の入った刺繍を入れたりしていました。今まで手作りをした中ではマフラーが一番大変だったのですが、編んで兄にプレゼントしたら、「おぉ~!ありがとう」という感じで喜んでくれていた事を覚えています(笑)。

あとは、色んなビーズを使ってキーホルダーみたいな物も作ったり…、去年はマスクを作ったりもしました。時期的にガーゼの生地がなかなか手に入らなかったので、「どこかにないかな~」と思って見つけたのが、子どもが使っていた“おくるみ”でした。シミのないきれいなところだけ切り抜いて、ミシンでマスクを作りました。他には、シミがついてしまったお気に入りのワンピースとか、捨てるのはもったいない物などでバッグを作ったりもしていました。

― これまでたくさん手芸でいろいろなもの作られていると思いますが、今後挑戦してみたい物や、番組を通して作れるようになりたい物などはありますか?

佐々木:初回は、かぎ針を使った編み物の回だったのですが、早速色んな毛糸を手配して、コースター作りに挑戦し始めています。それ以外で作ってみたいなと思ったのは、アクセサリーです。ヘアアクセサリーを作ってみたくて、その中でもヘアバンドや、シュシュやヘアゴムに興味がありますね。

あとは、ピアス・イヤリングやネックレスなどの小物だと初心者でも気楽に挑戦できるのかなと。高度かもしれないですが、ワンピース作りにも挑戦してみたいですね!ファッションが好きなので、ファッションが楽しくなるような何かを作っていきたいです。

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 編み物ソーイング、刺繍などいろいろある中で、ご自身が一番得意だと思うものとその理由を教えてください。

佐々木:ミシンも去年は結構使いましたし、ミシンでまっすぐ縫う事がすごく気持ちいいなと感じるので、縫う事は好きですね。得意かどうかは分からないですが(笑)。ミシンも好きだし、でも編み物も好き…一個に絞れないですね(笑)。

◆佐々木希がハンドメイドでプレゼントするとしたら?

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 今回ハンドメイドの番組ということで、ご友人などにハンドメイド品を送る時には、何を送ってみたいですか?

佐々木:コースターはすぐ作れそうなので、気軽に色んな方にプレゼント出来るかなと思いました。今回、収録でかぎ針編みに初めて挑戦したのですが、色んな毛糸をネットで見たりすることも楽しみの一つになりました。これからの季節には明るい色の毛色使って編み物を楽しみたいですね。

― 佐々木さんは、自分のために作るのと、誰かのために作るのだったら、どちらの方がより好きだと感じますか?

佐々木:どっちも良いですよね。人のために作るのは、その人のことを思いながら作れたり出来ますし、自分のために自由に作るのも楽しいし、どっちも素敵だなと思います。

◆新しいことに挑戦する時は「ワクワクに変えるように」

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 今回MCに就任されたり、6年ぶりに舞台も決まっていて新たな事にたくさん挑戦されている佐々木さんですが、新しい環境で大事にしている事があれば教えて下さい。

佐々木:新しい環境や新しいことに挑戦する時は、まずできる限り準備をたくさんするようにしています。でも、現場に入って実際にやってみないとわからない事はたくさんあるので、その不安さえもワクワクに変えるようにも心がけていますね。そして柔軟な気持ちで現場に入って、みなさんに色々教えて頂こうという気持ちで臨みます。

◆夢を叶えるために今できる事を「ただ頑張るのみ!」

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 夢に向かって新生活をスタートされた方に向けて、ご自身の経験を踏まえた“夢を叶える秘訣”を教えていただけたらなと思います。

佐々木:夢が叶うか叶わないかは、やってみないと分からないと思っています!(笑) もし叶ったら本当にすごく幸せな事なことだと思います。でも、叶わなかったとしても目標に向かって頑張って“叶えるために努力した事”や”一生懸命頑張る姿勢”の方が私はすごいことだと思います。

最終的に叶ったか、叶っていないかではなくて、これから生きていくにあたって、その過程がとても大事なのかなと思います。秘訣と言ったらなんですが、“ただ今やれる事を頑張るのみ!”かなと思います。

― 佐々木さんも頑張ったり、落ち込んだ経験があるから今があるのでしょうか?

佐々木:そうですね、私も20代前半は本当の自分をなかなか出せなくて悩んで殻に閉じこもっていた時がありました。でもそんな悩みも年齢を重ねると自分の素を見せた方が「楽なんだ」と分かってきて、楽しく過ごせるようになりました。

若い時は恥ずかしいから内面をなかなか見せたくないという気持ちもあるとは思いますが、意外とポンっと自分をさらけ出すのもいいかなと思うんです。素直な自分をぶつけられると周りもそれでハッピーになったり、明るい雰囲気になったりもするので。変われるきっかけが自然にあれば1番いいのですが(笑)。

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
― 最後にモデルプレスの読者へメッセージをお願いします。

佐々木:新生活がスタートしましたが、なかなか今の時期できないこともありますよね。でも、逆におうちで出来ることは増えたと思うので、おうち時間も充実してほしいなと思います。「ステキにハンドメイド」を是非見て頂いて、ハンドメイドを楽しむきっかけにしていただければ嬉しいです。自分の好きなカラーで“世界に一つだけの作品”を楽しんでみてください!

洋輔、千葉あやか、佐々木希 (C)NHK
洋輔、千葉あやか、佐々木希 (C)NHK
― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆佐々木希(ささき・のぞみ)プロフィール

佐々木希 (C)NHK
佐々木希 (C)NHK
1988年2月8日生まれ、秋田県出身。2006年に芸能界デビュー。以降映画やドラマ、CM、雑誌など多岐に渡り活躍中。現在、ワンマイルウェアのプロデュースを手掛ける。

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