松嶋菜々子、3年ぶり連ドラ主演 「昼顔」脚本家とタッグ


【松嶋菜々子/モデルプレス=5月20日】女優の松嶋菜々子が7月期のフジテレビ系の連続ドラマ「営業部長 吉良奈津子」(木曜よる10時~)で主演を務めることが決定した。松嶋にとって連続ドラマで主演を務めるのは、2013年7月期放送の「救命病棟24時 第5シリーズ」以来3年ぶり。平均視聴率26.4%、最高視聴率34.2%の「やまとなでしこ」(2000年)や「家政婦のミタ」(2011年日本テレビ系)など、ドラマ史に残る話題作の多い松嶋が主演を張る。

3年ぶりに連続ドラマで主演をつとめる松嶋菜々子(画像提供:フジテレビ)
3年ぶりに連続ドラマで主演をつとめる松嶋菜々子(画像提供:フジテレビ)
脚本を担当するのは、最高視聴率16.7%をたたきだし、2014年新語・流行語大賞の候補50語に“昼顔”がノミネートされるほどの社会現象を巻き起こしたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(2014年)で主婦の本音をリアルに描き、女性の共感を得た井上由美子氏。松嶋と井上氏のタッグにも期待がかかる。

◆「営業部長 吉良奈津子」ストーリー

同作は、広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクターだった主人公が、40歳手前で結婚し、出産と育児休暇を経て、3年ぶりに職場復帰したことをきっかけに、次から次へと勃発していく問題に正面から向き合いながら、仕事と家庭を両立させるため奮闘していく姿を描く、“女の戦いと再生”の物語。“産後復帰した女性が働く”ということを真っすぐに描く。

松嶋演じる吉良奈津子(きら・なつこ)は、広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクターでバリバリのキャリアウーマン。40歳手前で結婚して出産、育児休暇で職場を離れていた。3年を経て職場復帰したものの、会社の業績悪化や人の入れ替わりなどで状況は一変。あらたに配属された部署もクリエイティブではなく営業だった。かつて自分が活躍していたクリエイティブに戻りたいと要望を出すと、常務からはすでに3年も現場を離れた人間を受け入れる土壌はないと、冷たく返される。ただ、頑張りによっては元の現場に戻す可能性もゼロではないという。

その条件を受け入れしぶしぶ営業部に配属された奈津子だったが、そこにいたのは全く奈津子を信頼していないクセものばかりの部下たちだった。仕事が忙しくなればなるほど家族への負担や不満がつのり、家庭と仕事の狭間で悩みが増えていく奈津子。口うるさい姑の手を借りたくないとベビーシッターを頼むが、その彼女の存在が幸せな家庭を崩壊していくきっかけになっていく。会社では自信を打ち砕かれ挫折し、やがて夫との間に大きな溝ができはじめ家庭も危機に…。

◆松嶋菜々子の意気込み 起用理由は?

主人公の奈津子を「女性の社会進出、産後復帰、そして家庭と仕事両立など、今の時代を生きる等身大の女性」と語る松嶋。「久しぶりにご一緒させていただく井上由美子先生と素敵な共演者の皆様と、たくさんの方に共感していただけるような作品にしていきたい」と意気込みを語った。

一方、番組チーフプロデューサーを務める牧野正氏は、ドラマの企画意図について「今だからこそ、女性が働くということをまっすぐに描いたドラマが作りたい」と語り、松嶋の起用理由について「数々の役柄を時にチャーミングに、時にシリアスに演じてこられた松嶋菜々子さんだからこそ、2016年の働く女性代表として、すべての女性にエールを送るような存在になっていただけると確信しています」と説明した。(modelpress編集部)

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