甲斐翔真、「RENT」ロジャー役で自身初の金髪姿 ワイルドな歌唱にキスシーン…新境地に注目


【モデルプレス=2020/11/04】俳優の甲斐翔真(22)が1日、東京・シアタークリエで行われたミュージカル『RENT』の囲み取材に出席。同作の役作りで自身初の金髪姿を披露した。

ミュージカル『RENT』囲み取材に出席した甲斐翔真 (C)モデルプレス
ミュージカル『RENT』囲み取材に出席した甲斐翔真 (C)モデルプレス
1996年の初演以来ブロードウェイで12年4ヶ月のロングラン、世界15カ国で各国版が上演され、2006年には映画化もされたミュージカル『RENT』。20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジを舞台に、貧困、エイズ、ドラッグ、同性愛といった死と隣り合わせの生々しい問題に直面した若者たちが、愛や友情を信じ、夢に向かって輝き続けようとする姿をバラエティー豊かなミュージカルナンバーによって生き生きと描き出す。

◆リモートでの稽古を経て「胸を張って面白いんだと言える」

『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
日本では約3年ぶりとなる今回はキャストを一新。初参加で元ロックバンドのメインヴォーカル、ロジャー役を演じる甲斐は、コロナ禍でリモートでのやり取りも織り交ぜた稽古を振り返り「初めて(演出の)アンディの元でリモートで稽古をした時、印象的だった演出があって。『君たちの潜在能力の限界を突破したいんだ。それは苦しくて気持ち悪い作業だから覚悟しておいて。その代わりとても素晴らしいものだから、僕を信じて』と言われて、その言葉通り1ヶ月苦しい稽古をそれぞれ悩んで悩んで、明日初日を迎えます」とコメント。

HIVポジティブで、愛や夢にもがき苦しむロジャーの生き様を演じ「“悩みを演じる”ということではなく、本当に僕らが悩みながら作り上げた作品。リアルってこういうことなんだと。作品に血が流れる瞬間を目の当たりにした時、この時代だからこそ汲み取れるメッセージをお客さんに受け取ってもらえたら嬉しいです」と期待を込めた。

甲斐翔真 (C)モデルプレス
甲斐翔真 (C)モデルプレス
また稽古中の雰囲気については「リモートというのがかなり大きくて、アンディの表情やニュアンスがどうしても画面上では表現できないところがあるかなと思いつつ、本当にたくさんのスタッフの支えもあり、まさかの電波でミュージカルを作り上げる快挙を成し遂げました!」と苦境を乗り越え「胸を張って面白いんだと言えます」と自信たっぷりにアピールした。

『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
同日に行われたゲネプロでは遥海演じるミミと切なくも甘いキスシーンを熱演。パワフルな歌唱やギター演奏シーンなど、甲斐の役者としての新境地を見ることができる。

『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
『RENT』ゲネプロより(C)モデルプレス
囲み取材にはほか花村想太(Da-iCE)、平間壮一、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、八木アリサが出席。公演は同所で12月6日まで。(modelpress編集部)



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