羽生結弦、コロナ禍で動画メッセージ「どうか不要不急の外出は控え…」


【モデルプレス=2020/04/17】男子フィギュアスケーターの羽生結弦選手が17日、日本オリンピック委員会(JOC)の公式Twitterを通じて、新型コロナウイルス感染拡大による呼びかけを動画で伝えた。

羽生結弦(C)モデルプレス
羽生結弦(C)モデルプレス
◆羽生結弦、動画で1分半呼びかけ

国際スケート連盟(ISU)は16日夜(日本時間)、テレビ会議方式で理事会を開催し、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったフィギュアスケートの世界選手権(3月16~22日、モントリオール)の代替開催について断念したことを正式に発表。

羽生選手は、動画にて「辛いことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の外出は控え、感染拡大防止のためにご協力をお願い致します」と外出自粛を呼びかけた。

続けて「僕たちアスリートは応援の力を感じ、そして受け取っていくことでがんばれています。時にはプレッシャーになることもありますが、それらがあるからこそ頑張れるのだと思います。このような状況の中で、未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。プレッシャーにもなるかもしれませんが、遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います」と感謝を述べた。

新型コロナウイルスの余波が広がる中、「何よりも今、苦しみながらも闘病されている皆さま、本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖と闘っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルの中で、希望の光を見出すことはとても難しいと思います。でも、3.11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています」と2011年の東日本大震災を思い浮かべ、語った。

羽生結弦(Photo by Getty Images)
羽生結弦(Photo by Getty Images)
最後に「どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて頼ってください。そして皆さまが心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」と終息を切に願った。(modelpress編集部)

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