黒島結菜、ヒロイン一家を翻弄 戸田恵梨香&松下洸平の印象明かす<スカーレット>


【モデルプレス=2020/01/17】NHK連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)に出演する女優の黒島結菜が、朝ドラ出演への思いや撮影秘話を明かした。

黒島結菜(C)NHK
黒島結菜(C)NHK
◆「スカーレット」黒島結菜の役柄

連続テレビ小説101作目となる同作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。ヒロイン・川原喜美子は女優の戸田恵梨香が務める。

黒島が演じるのは、喜美子(戸田)が結婚後にかまえた、陶芸の工房に弟子入りする若い女性・松永三津。東京の美術大学を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩いてきた。ものおじしない、まっすぐな性格で、三津の登場が川原家に波乱を巻き起こすことになる。

◆黒島結菜、朝ドラ出演に嬉しさ&緊張

― 今回『スカーレット』に出演が決まったときのお気持ちは?

“朝ドラ”に出演できてうれしいのはもちろん、チーフ・プロデューサーの内田さんとは以前、『アシガール』というドラマでお仕事したご縁もあり、また一緒に仕事ができて楽しみだなと思いました。そしてうれしさ反面、緊張も。しっかり期待に応えたいと思いました。

今回、三津は大阪出身ではないのですが、大阪ことばを話すシーンがあり、私は以前、別の作品で経験したおかげで、三津は「下手な大阪ことば」をしゃべるという設定なのに、うまく話せてしまって。演出の方に「うますぎるからもっと下手にしてね」と言われてしまいました(笑)。

そこで練習した「下手に聞こえる大阪ことば」の成果で、面白くなっていたらいいなと思います。

◆黒島結菜、ヒロイン一家を翻弄する役どころ語る

― ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点は?

三津はまっすぐな性格で、1人で旅をして、いろいろな人に出会って、感化されて、弟子入りしようとしては断られて、それでもあきらめない強さがあります。

その一方、女の子らしい一面もあり、すごく魅力的な子だなと思います。いろんな面があるキャラクターなので、バランスを考えながら演じています。同じシーンのなかでも、ここは自信を持ってアピールするところ、ここは必死でお願いをするところ、ここはちょっとふざけてみるところ……と、三津の感情豊かな様子を見ていただきたいです。

あと物語ではこの先、三津は自分の気持ちを優先してしまいます。喜美子さんと八郎さん(松下洸平)の関係を見ながら、三津がどうなっていくのか、私自身も楽しみです。

◆黒島結菜、戸田恵梨香&松下洸平の印象明かす

― 収録に参加されてみて、現場の印象は?

最初はすごく緊張しました。三津は初対面でも物怖じしない性格ですが、私は真逆で人見知りのタイプで、収録初日は居場所から探していました(笑)。“朝ドラ”の現場は、演者さんもスタッフさんもたくさんいらっしゃって、すごいなと圧倒されました。

戸田さんとは以前共演したことがあり、久しぶりにお会いしたのですが、変わらず一生懸命な方で、現場の中心にいて、かっこいいなと思います。喜美子が、集中して作陶する姿は、戸田さんとリンクして、本当にグッと入り込んでいるので、かっこいいです。

松下さんはすごく穏やかな方だなと思いました。役でわからないところについても、「こうしたら三津らしさが出ると思う」などとアドバイスをいただいて、頼れる方だなと思いました。お芝居をしていない普段から、八郎さんという印象です。

◆黒島結菜、「嫌われない役作り」に意欲

― 視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

三津という役は人によってすごく好かれるか、すごく嫌われちゃうか、わかれるんじゃないかと思います。

ただ私から見た三津は素直で、一生懸命な女の子なので、そのあたりが視聴者のみなさんに伝わって、「あぁ、三津ってかわいいじゃん」と思ってもらえるようにがんばります。

(modelpress編集部)

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