氷川きよし「私は自分に負けません」ありのままの姿で“限界突破”宣言<紅白リハ1日目>


【モデルプレス=2019/12/28】演歌歌手の氷川きよしが28日、「第70回 NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサルを東京・渋谷のNHKホールで行い、報道陣の取材に応じた。

氷川きよし(C)モデルプレス
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◆氷川きよし「ありのままの自分を表現しよう」思い語る

20回目の出場で「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露する氷川。この日のリハーサルは報道陣に非公開だったが、囲み取材ではメドレーで歌唱する2017年発売のシングル「限界突破×サバイバー」への思いを告白。

氷川きよし(C)モデルプレス
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発売当時から紅白の舞台で歌唱したいという夢があったといい、「氷川きよしのイメージ付けがずっとされていたので、20周年の年にもっと自分らしくイメージをぶち壊したいという気持ちがあった。今までの氷川きよしはバックボーンとして一生懸命精一杯やってきたんですけど、20周年を迎えて時代も変わって自分らしくありのままの姿で音楽を表現したいなと。どうしても人間ってカテゴライズしてジャンルに当てはめようとしたり人と比べたりする傾向があると思うんですけど、それは苦しいので」と思いを熱弁した。

氷川きよし(C)モデルプレス
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デビュー20周年を迎え、最近はビジュアル面で王子様のようなイメージから色気が漂う妖艶な姿への劇的な変化が話題に。11月に開設したInstagramの投稿にも注目が集まっている氷川。

氷川きよし(C)モデルプレス
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自分をさらけ出すことは「今年の始めから決意していた」と明かし、「本当の自分を表現しよう、ありのままの自分を表現しよう、自分に持っている才能というか、おこがましいんですけど持っているものをもっと活かせればいいなと思いで歌ってきたし、若い人たちにも自分の限界を決めないでほしい」「誰も道を切り拓いていないところを歩くような気持ちで挑戦してきた。色んな摩擦とかも生まれると思うんですけどそこを怖がっていたら次のドアを開けないので、そんな思いでできた1年だった」と転機になった2019年を回顧。

ネイル/氷川きよし(C)モデルプレス
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しかし、まだ自分らしさの全てを表現できているわけではないといい、「もっと自分を表現したい。まだまだ自分らしさがでていない。美のことは子供の頃から好きだったので伸ばしてあげたいなと。それがダメだっていう日本の傾向があるけど自分の個性を大事にして、自分自身の命を大事にして人に励ましを送り続けられるアーティストでいたい」とさらに個性を開示していきたいという意志を示した。

“演歌歌手”とカテゴライズされることについても、「演歌歌手は素敵なんですけど、ワードにあまりハマりたくないタイプなので、もっと楽しんで歌えたらいいな」とジャンルを固定されたくないという思いを強調した。

氷川きよし(C)モデルプレス
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氷川きよし(C)モデルプレス
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顔なじみの記者に1人1人声をかけ、終始笑顔で取材に対応していた氷川。最後に、ファンに向けてのメッセージを聞かれると「より自分らしく、ありのままで、輝きますのでそれを観て皆さんも輝いてください。私は負けません、自分に負けません」と力強く宣言し、報道陣から歓声が上がった。


◆紅白テーマ“4年目”の「夢を歌おう」

2016年からオリンピックイヤーを目前にした4年間、「夢を歌おう」をテーマに掲げている「NHK紅白歌合戦」。オリンピックイヤーを目前にした今年の「第70回」は、そのしめくくりの年となる。

総合司会は3年連続となるウッチャンナンチャンの内村光良。紅組司会は4年ぶりとなる綾瀬はるか、白組司会は2年連続単独司会となる嵐・櫻井翔。放送は、2019年12月31日午後7時15分から11時45分まで(※中断ニュースあり)。(modelpress編集部)

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