「M-1グランプリ2019」敗者復活戦、和牛・ミキら16組が火花


【モデルプレス=2019/12/22】漫才頂上決戦「M-1グランプリ2019」の敗者復活戦がABCテレビ・テレビ朝日系列で22日、放送された(午後1:55~4:25)。

和牛(C)M-1グランプリ事務局
和牛(C)M-1グランプリ事務局
◆「M-1グランプリ2019」敗者復活戦

今年は例年以上に寒さが厳しい中での開催となった敗者復活戦。いかにおもしろい漫才であっても、この過酷な環境で実力を発揮できなければ決勝に上がることはできない。前回、敗者復活から決勝にコマを進めたのは浪花の兄弟コンビ・ミキ。メディアで大活躍の彼らは飛ぶ鳥を落とす勢いで決勝でも4位という結果を残した。

ミキ(C)M-1グランプリ事務局
ミキ(C)M-1グランプリ事務局
今年、敗者復活戦に登場したのは16組。公式サイトほかで生配信された出番順抽選会では、前回初めて決勝に進出したトム・ブラウンが強運にもトリに決定。逆に前回3年連続の決勝進出を逃し雪辱に燃えるカミナリは1番となり厳しいスタートに。優勝候補と目されながら敗者復活の煮え湯を飲む和牛、ミキもそれぞれ4番、7番と序盤。ますます誰が決勝に進むのかまったく予想ができない展開となった。

オープニングVTRでは2003年に決勝に上がったアンタッチャブルが敗者復活戦について「今の礎」「一番大事な夜」とコメント。2008年の敗者復活戦から一躍スターダムにのしあがったオードリーも「朝はお客さんと一緒にモノレール乗って来て、夜には世界が変わった」「天地がひっくり返って気絶しそうになった」と当時を振り返った。決勝MCの今田耕司は決勝メンバーを見て「まったくないね、忖度が。非情」とビックリ。「敗者復活組が優勝をかっさらうかも」と予想する。

敗者復活戦の司会を務めるのは陣内智則と新川優愛。新川は「テレビで毎年見てました。先ほどのVTRをで泣きそう」と早くも感動してしまう。ゲストとしてNON STYLE石田とトレンディエンジェルも登場。これまで3分だったネタ時間は今年から4分に。結果はこれまで同様視聴者投票で決定。投票は1人3組だ。新たな試みとして公式サイトでは、「国民全員審査員」と題して「採点メモ」機能を追加。番組中には採点の途中結果を発表する。

カミナリ(C)M-1グランプリ事務局
カミナリ(C)M-1グランプリ事務局
トップバッターはカミナリ。まなぶの頭を叩くたくみのおなじみのツッコミの音が小気味よく会場に響き渡る。今回唯一となるアマチュアのラランドは初の敗者復活戦にもかかわらず堂々とネタを披露。結成1年目でこれが初のテレビ出演となったくらげのしっかりしたネタには、陣内が思わず「1年目でこのクオリティはすごい!」とビックリする。前半終了のタイミングで採点をチェック。この時点では和牛が92点、ミキが91点と接戦となっていた。 後半の四千頭身はまだ20代前半にして先輩芸人をイジる度胸っぷり。一方、40代の錦鯉は思い切ったユニークネタで観客を笑わせる。最後は返り咲きを狙うトム・ブラウン。昨年視聴者を釘付けにした“合体ネタ”を進化させて会場に爆笑を巻き起こした。

この16組の中で、決勝に進出することができるのは果たしてどのコンビなのか?決勝進出者は、このあと午後6:34からABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットにて生放送される本戦にて発表。またABCラジオでは午後6:30からメッセンジャーあいはらとユウキロックら出演の「ラジオでウラ実況!?「M-1グランプリ2019」を生放送する。(modelpress編集部)



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