向井理、主演舞台決定 水川あさみと夫婦に<本人コメント>


【モデルプレス=2019/11/22】俳優の向井理が、2020年5月から6月にかけて東京・本多劇場にて上演される舞台「リムジン(仮)」で主演を務めることがわかった。さらに、ヒロイン役に女優の水川あさみの出演も決定した。

向井理、水川あさみ(提供画像)
向井理、水川あさみ(提供画像)
◆向井理、主演舞台に意気込み「気が引き締まる思い」

同作は、主人公の男が自己保身のためについた1つの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描くサスペンス。2011年から続く「鎌塚氏シリーズ」や、『ライク・ドロシー』『虹とマーブル』『磁場』 など、多彩な作品を生み出してきた演出家・倉持裕氏とM&Oplaysがプロデュースする作品となっており、向井と水川のほかに、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、 田村健太郎、田口トモロヲの出演も決定している。

今回、倉持氏と初顔合わせとなる向井は、以前から倉持氏の作品を見ていたといい「いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした」とオファー時を回想。同作が上演される本多劇場については「舞台をやるようになってから、一度は立たなければいけないと思っていた劇場なので気が引き締まる思いです」と意気込んだ。

◆水川あさみ、5年ぶりの舞台出演

また、同作が5年ぶりの舞台出演となる水川は「わたしもいつか、倉持さんの演出を受けてみたいと願っていた役者の1人ですが、今回御一緒出来ることになりとても嬉しく思っています」と喜びをあらわに。

倉持氏のこれまでの作品を「コミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残る感じ」と表し、「今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています」とコメントした。

◆倉持裕氏、向井理&水川あさみを語る

さらに、「些細な出来心から犯した小さな罪を隠そうとするうちに、ついた嘘が雪だるま式に膨らんで、急降下していく夫婦を、ブラックユーモアでもって描きたいと思っていた」と語る倉持氏は、「向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った」と向井に期待を寄せ、水川に関しては「デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい」と意欲を語った。

なお、上演は本多劇場ほか、富山、大阪、愛知、島根、広島、福岡、愛媛、宮城、新潟でも公演が行われる予定となっている。(modelpress編集部)

◆向井理コメント

劇作家の倉持さんの作品は以前から拝見していました。いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした。

とても緻密で丁寧な作品が多い印象で、今から稽古が楽しみです。そして下北沢の本多劇場も今回初めて舞台に立たせていただきます。

舞台をやるようになってから、一度は立たなければいけないと思っていた劇場なので気が引き締まる思いです。

◆水川あさみコメント

わたしもいつか、倉持さんの演出を受けてみたいと願っていた役者の1人ですが、今回御一緒出来ることになりとても嬉しく思っています。

倉持さんの描く戯曲の印象はコミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残る感じ。

今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています。

◆作・演出 倉持裕コメント

些細な出来心から犯した小さな罪を隠そうとするうちに、ついた嘘が雪だるま式に膨らんで、急降下していく夫婦を、ブラックユーモアでもって描きたいと思っていた。

向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った。妻役をお願いした水川あさみさんは、デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい。

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