三代目JSB今市隆二、初演技の苦労を告白<その瞬間、僕は泣きたくなった>


【モデルプレス=2019/10/30】三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二が30日、都内で開催中の第32回東京国際映画祭にて、「その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project」の特別上映に、松永大司監督とともに登壇した。

今市隆二(C)モデルプレス
今市隆二(C)モデルプレス
今作はNPO活動をしている母の代理で、仕方なくメキシコの移民センターに向かった主人公の健太(今市)が、さまざまな事情を抱えながら命を懸けてアメリカを目指す人々と触れ合う中で変化していく姿を描写。今市は「RYUJI IMAICHI」名義で、主題歌の「Church by the sea」も手掛けている。

◆今市隆二、初演技の苦労を告白

今市隆二(C)モデルプレス
今市隆二(C)モデルプレス
初めて今作で演技に挑んだ今市は「自分のタイプ的には、初めての演技となったので、レッスンとか受けて臨みたいという気持ちがあったんですけど、それを監督に相談したところ『全くしないでくれ』というふうに言われて。『アーティストの今市隆二を撮るんじゃなくて、人間の今市隆二を撮りたい』というふうに言ってくださって」と監督とのエピソードを回想。

続けて「レッスンを受けないまま、メキシコに入って。その初回で、これは言っている話なんですけど、20テイク撮ったんですよ。でも先ほどインタビューで話したら、実は30テイクだったみたいで(笑)」と初の演技に大いに苦労したことを告白した。

(左から)松永大司監督、今市隆二(C)モデルプレス
(左から)松永大司監督、今市隆二(C)モデルプレス
これを受けた松永監督も「ずっと記事が上がってるのを見てて、20回って言ってるけど、訂正した方がいいのかな、どうなのかなと思って(笑)」とコメント。「そしたらさっきのインタビューで『30回ですよ』ってちゃんと言いました」と白い歯を見せていた。

◆今市隆二、役柄との共通点は?

今市隆二(C)モデルプレス
今市隆二(C)モデルプレス
また、今市は役柄との共通点を聞かれると「監督と映画を撮る前に食事を行かせていただいて、監督が自分の人間的な部分を知っていただいて。そこでできたのが健太でもあるので、すごく自分に共通する部分はあるなあとは思います」と紹介。

今市隆二(C)モデルプレス
今市隆二(C)モデルプレス
「自分もそうですし、健太もそうですし、ここにいる皆さんもそうだと思うんですけども、何か胸に秘めているものって必ずあって、人に言えないようなこととか。だけど、そういうものを抱えながら人生を生きていかなきゃいけない現実がある」としたうえで「今回の作品っていうのは、共感してくださる方が多くいるんじゃないかなっていうふうに思うので、そういう思いを持った方にぜひ観てほしいですし、そういう方の背中を押したいなって思っています」と思いの丈を述べた。

◆今市隆二「違いにびっくり」メキシコでの思い出語る

今市隆二(C)モデルプレス
今市隆二(C)モデルプレス
その後、観客とのQ&Aで、メキシコで食べた美味しいものを聞かれると、なかなか言葉が出てこなかったものの「タコス」とニッコリ。「意外と、日本であるタコスが、メキシコではスタンダードじゃないんですよ。基本的に、包むものは全部タコスなんです。中身が違くてもタコスだったりするので、そこの違いにびっくりしました。美味しかったです」と懐かしんでいた。(modelpress編集部)



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