深川麻衣、恋愛のほろ苦エピソードを告白「気になる人がいて…」<愛がなんだ>


【モデルプレス=2019/10/25】女優の深川麻衣が25日、都内で行われた映画『愛がなんだ』のBlu-ray&DVD発売記念イベントに、主演の岸井ゆきの、メガホンをとった今泉力哉監督とともに出席した。

深川麻衣(C)モデルプレス
深川麻衣(C)モデルプレス
本作は、角田光代の傑作恋愛小説を実写映画化したもので、みずみずしくも濃密な“片思い”を描いた恋愛映画。好きになってくれない男性を一途に追いかける主人公・テルコを岸井が、テルコに思いを寄せられる男性・マモルを成田凌が、テルコを冷静に見守る親友・葉子を深川が演じた。

(左から)深川麻衣、岸井ゆきの、今泉力哉監督(C)モデルプレス
(左から)深川麻衣、岸井ゆきの、今泉力哉監督(C)モデルプレス
◆岸井ゆきの&深川麻衣はテルコ派?葉子派?

2019年4月19日に公開された本作は、現在も劇場公開されているなど大きな反響を得ているが、公開後に客に混じって劇場で見たという深川は「隣に40代くらいの男の人が1人で見に来ていたんですけど、コンビニのシーンで泣いていて、主に口コミで女性の方とか、若い女の子が劇場にも多くて、女性が共感してくれたんですけど、本当に幅広い方に響いているんだなって実感しました」と回顧。

(左から)深川麻衣、岸井ゆきの(C)モデルプレス
(左から)深川麻衣、岸井ゆきの(C)モデルプレス
なぜ話題になったと思うか聞かれると、深川は「“私だったら誰派”みたいな、登場人物の誰かに似た経験をした方が多いのかなとか、苦くつらい恋愛をしてきた方って多いのかなと思いましたね」と分析し、岸井も「こんなに共感されると思っていなかったし、私の周りにテルコみたいな子はいないと思っていたんですけど、幕が開いてみたら『実は私、テルコかも』みたいな人がけっこう出てきて、みんな隠しているけどテルコじゃんって思いました(笑)」と打ち明け、「テルコってちょっとオブラートに包みたい存在なのかもしれないですね」と語った。

岸井ゆきの(C)モデルプレス
岸井ゆきの(C)モデルプレス
自身はテルコ派か葉子派か聞かれると、岸井は「私は相談されるかも」と葉子派だと主張したが、「(テルコのように)あんなに猪突猛進できないけど、演じてみてテルコになる要素はあるなと思いました。テルコを客観的にみて、仕事を捨てて好きな人に会いに行っちゃって大丈夫かなと思っていたんですけど、テルコ目線で演じてみると、“好きだから行くよな、そりゃ”みたいな説得力があって、私もテルコ予備軍だなと感じました」と吐露。

深川麻衣(C)モデルプレス
深川麻衣(C)モデルプレス
深川は「私も仕事を投げ出してまで会いに行くという概念がないので、そこまで垣根を飛び越えて好きなものがあるってことって羨ましくもあるなって思います」といい、「葉子がテルちゃんに散々言うシーンもありましたけど、私も友だちの恋バナを聞いて『大丈夫』とか『やめておきなよ!』って言っちゃうときがありますね。そういう部分では葉子ですね」と打ち明けた。

◆深川麻衣、中学生時代のほろ苦エピソードを明かす

深川麻衣(C)モデルプレス
深川麻衣(C)モデルプレス
さらに、本作のキャラクターが劇中で経験したことを、実際に自身も経験したことはあるか尋ねられると、深川は「葉子が劇中で気になる存在の人に『(髪は)短いのが似合うんじゃないか』って言われて、髪型を変えていましたけど、私も中学生のときに気になる人がいて、その人がショートが好きってことを聞きつけて、ヘアカタログでいろんなショートヘアの髪型を探して、それを写真に撮って美容院に持って行って『こんな感じにしてください』ってお願いしたら、モデルさんがかわいかったというのもあるんですけど、自分がいざやったら男の子みたいな髪型になっちゃって、すごいショックを受けたという思い出があります」とほろ苦エピソードを告白し、今泉監督から「(ショートにして)気になる人は反応してくれた?」と追及されると、「そんなに喋る間柄じゃなかったので、ただ髪型が失敗しただけで特に何もなく終わりました…」と肩を落としていた。(modelpress編集部)

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