嵐・二宮和也、義手の野球少年にエール<24時間テレビ42>


【モデルプレス=2019/08/25】24日より放送中の日本テレビ系「24時間テレビ42 愛は地球を救う」(25日20時54分まで)。25日には「両手でバットを振りたい 義手の野球少年 夏の挑戦」が放送された。

二宮和也(C)日本テレビ
二宮和也(C)日本テレビ
◆二宮和也、義手の野球少年を応援

千葉県成田市の小川颯介くん(13歳)は先天性四肢欠損症により、生まれつき左手首から先がない。これまでは片手で行っていたバッティング。今回は筋電義手を使い両手でバットを持ち、二宮和也もベンチで応援する中練習試合のバッターボックスへ。見事に三塁打を放った。

国技館では読売ジャイアンツの原辰徳監督、菅野智之投手もVTRを見守り、 原監督は「表情がいいですね。ジャイアンツのユニフォームが似合いそうないい顔をしている」、菅野は「前向きで素晴らしい気持ちを持っているなと感じました」と語った。さらに、二人からはサイン入りのジャイアンツのユニフォームが颯介くんにプレゼントされた。

◆元球児・お父さんの指導で野球に打ち込むように

颯介くんを両親はあえて厳しく育て、「なんでも自分でやらせるようにしていた」とお母さん。そして元球児のお父さんの指導のもと野球に打ち込むようになり、小学6年生時には4番バッターを担うほどに。中学に入ると強豪・佐倉リトルシニアに入団。
 
今回使用した筋電義手とは、脳で手を動かす指令が送られると腕の筋肉に微量の電流が流れ、その電流にセンサーが反応して動くというもの。早速、筋電義手を装着しバットを振ってみると、これまで右手で打ってきた感覚とまた異なるよう。試合まであと三週間、日常生活での料理や歯磨きで使い方をマスター。さらにバッティング練習では、これまでの慣れからバットの先が下がってしまう癖をお父さんとともに矯正。

バットの軌道も安定しスイングスピードも速くなったが、筋電義手の重さは約1kg。手の重さに左腕が悲鳴をあげる。しかし、練習に付き合ってくれるお父さんへの恩返しのため「絶対に諦めることはしないと誓いました」と語った颯介くん。チームメイトも居残り練習に付き合ってくれた。

そして筋電義手を装着し挑んだ練習試合。回ってきた打席では、打球はライト線を破る三塁打に!見守った二宮は「やったじゃん!(表情を見て)嬉しかったんだろうなと思った。二塁を回った時点で息が切れてたからね(笑)」と颯介くんに声をかけると、颯介くんは「義手をつけて打たせてもらえるという貴重な経験をさせていただいて勇気をもらったので、生まれ持って障がいをもつ人に勇気を与える選手になりたい」と目標を語った。(modelpress編集部)

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