幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第103回
西本願寺

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は京都を代表する世界文化遺産「西本願寺」です。
西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山の寺院で、山号は龍谷山(りゅうこくざん)です。
京都市民の皆さんからは、「お西さん」の愛称でも親しまれています。

恋愛の神様DX


重要文化財である御影堂門は江戸時代前期の1636年に建立されました。
1859年と1960年に修理され、2006年~2009年に築地塀、石工事、屋根工事、金物工事などが実施されました。歴史を感じさせる重厚な造りの門です。


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こちらは阿弥陀堂門。
金色の飾り金具や美しい透かし彫刻が際立っている門です。
江戸時代後期の1788年頃、大坂別院より移築されました。1983年に檜皮(ひわだ)の一部葺替、飾金具の修正、金箔押などの補修が行われ、次いで2009年にも修復工事が行われ、創建当初の美しい姿が再現されています。
この門以外では彫刻の美しい国宝の「唐門」や「総門」などがあります。


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西本願寺は親鸞聖人(しんらんしょうにん)の娘、覚信尼(かくしんに)が東山に聖人の木像を安置して御影堂を開創したのが始まりになります。
しかし、勢力の増大に伴い、他宗派からの反発を買った結果2度も破壊され、寺地は大阪、和歌山など各地を転々とし、1591年に 豊臣秀吉の寺地寄進により現在の場所に移りました。


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その後、1602年には徳川家康より寄進を受けた教如上人が東本願寺を建立し、 本願寺は東西に分かれたために西本願寺と呼ばれています。
西本願寺は、歴史の中で幾度となく火災に見舞われながらも、その都度、復興を遂げ、現在の建物の多くは江戸時代初期に再建されたものです。幾度の苦難の中、何度も蘇ってきたのですね。


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西本願寺の境内の建築物の多くが国宝や重要文化財になっています。
1994年12月には「古都京都の文化財」として、西本願寺は世界文化遺産に登録されました。


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こちらは国宝の阿弥陀堂。
西本願寺にある江戸時代建築で、御本尊である阿弥陀如来像を安置していることから阿弥陀堂と称し、本堂ともいいます。真宗伽藍の典型の国宝建造物です。


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現在の阿弥陀堂は、江戸時代の1760年に12年の歳月をかけて再建され、1985年に修復されました。単層、入母屋造、本瓦葺で東西42メートル、南北45メートル、高さ25メートル、堂内の外陣は285畳もあり、800名以上が一度に参拝することができるそうです。中央には阿弥陀如来の木像、両脇にインド・中国・日本の七高僧のうち、龍樹菩薩、天親菩薩、曇鸞大師、道綽禅師、善導大師、源信和尚の六師を、両余間に法然聖人と聖徳太子の影像を安置しています。まさに圧巻ですね。


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御影堂(ごえいどう)は西本願寺にある江戸時代の国宝建造物で、西本願寺の創始者である親鸞聖人の木像(ご真影)が安置されているところから、御影堂と称します。
江戸時代前期に焼失し、1636年に再建、1760年と1800年に大修復が行われ、1999年~2011年にも修復工事が行われました。


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御影堂は東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル。中央に親鸞聖人の木像、両脇に本願寺歴代宗主の影像を安置しています。
内部は外陣と内陣に分かれ、内陣は1200人が収容可能で、外陣は多くの門信徒が参拝できるように特に広く作られていて3000人を収容できるといいます。
親鸞聖人の教えを今に伝える重要な場所として、多くの参拝者で賑わっています。
また、西本願寺は、日本を代表する素晴らしい壮大な寺院ということもあり、他にも重要文化財の太鼓楼や、桃山時代建築の国宝建造物の北能舞台、江戸時代三大庭園の一つである虎渓之庭、国宝の飛雲閣などがあり、どれも見どころになっています。


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西本願寺には御守りや御朱印はないかわりに、参拝記念スタンプがありますのでぜひ。
西本願寺は修学旅行生だけではなく、国内外から多くの観光客が訪れています。平和を願う心が込められた場所として、これからも次の時代までずっと大切にしていきたいですね。
ありがとうございます。

次回は「バリ島」です。
お楽しみに。
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